9月11日 林地残材木材チップ乾燥機不具合の原因 【界面】。。。
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林地残材木材チップ乾燥機の研究開発にこれ程までに苦労するとは思いもしなかった。
今だ成功、完成しておらず今現在も改良そして実験の繰り返しだ。その原因について
可能な限り様々面から探っていこうと思う。自分なりに深く追求しその内容を書き述べ
て行くつもりだ。どうぞ誤り等あればどしどしご指摘頂ければ幸いです。
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1.界面
先ず界面とは何か。
Wikiにはこう書かれている。
「界面(かいめん、interface)とは、ある均一な液体や固体の相が他の均一な相と接している
境界のことである。この「他の均一な相」が気体もしくは真空であるとき、界面を特に
表面(surface)とよぶ(例外もある)。ただし、お互いが完全に混ざり合うことはしない
(混ざり合うと界面でなくなる←界面付近数原子層程度で互いの原子からなる化合物を
形成する場合はある)。界面では光線が反射や屈折、散乱、吸収を起こす。」
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少々難解なので私なりに解釈して以降記載してみる。
物とは気体、液体、固体のいずれかの状態にある。そしてそれぞれ気相、液相そして
固相とも言える。
ここでの相とは例えば水の中に油を注ぐとする。水と油は決して混じることなく分離している。
水も油も液体であるし又、両方が分離しながらも容器内は液体の状態だ。
その分離している水、油はそれぞれ液相と呼ばれる。
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界面とはそれぞれの相と相との境界を指し、固相と気相との境界あるいは液相と
気相との境界は特に表面と呼ばれる場合がある。
例をあげれば上記分離している水と油の境界、容器と空気の境界が界面となる。
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界面を取り上げた理由は以下の通りだ。
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物質の化学変化とは界面で起こる。
例をあげれば使い捨てカイロ。密封された袋を開けると空気と袋の中の鉄の界面が
接触し酸化鉄へと変化しその際熱を発生する。
あるいは洗濯で使用される洗剤。これは界面活性剤と呼ばれるが水と水に溶けにくい服の汚れを
混ざるように界面の性質を変え水に溶けるように変える物質だ。
汚れを水に溶かすことにより服より取り去っている。
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これらに言えるのは物質同士の接触面が大きければ大きいほど化学変化は起きやすい。
上記のカイロで言えば鉄粉が小さければ小さいほど空気との接触面が大きくなり
化学変化が早く起き即座に熱くなる。
他に洗濯物を乾かす場合。折りたたんで乾すよりなるべく広げた状態で乾す方が空気との
接触面、界面の面積が大きくなり早く乾く。
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これら界面における化学変化の性質から乾燥機の加熱乾燥手段に応用したのが
攪拌そして粉砕、解し(ほぐし)乾燥と言える。
乾燥処理物を攪拌、かき混ぜる事はその分子同士との接触面積を広げそして加熱面との
接触面積を拡大している。つまり固相同士その界面での化学変化をより引き起こしている
事になる。
又、茶殻乾燥での乾燥手段である解すという行為はまとわりついた繊維間の空間を広げる
事で熱い空気との接触面を広げている。
これは固相と気相の界面の化学変化を促進していることになる。
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これら攪拌、解すという動作は乾燥効率を上げるのに効果があるのは間違いはないようだ。
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本日商社来社。今だに状況は厳しい。今月頃より回復という噂は広まっていたが実際は
そうではない。大手製造メーカーに週休5日の工場さえある。
メーカーによっては工場だけでなく営業所まで週休3日のところもある。
もうしばらくすると雇用助成金も1年間のみのためそれを使い切るといよいよ
今後なおさら厳しくなるのではないか。危ない噂はあちこち聞こえてきている。
浮かない面持ちで帰って行った。
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参考文献「微粒子から探る物性七変化」前野昌弘著
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それでは又です。
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2009.9.11by 博多の森と山ちゃん
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