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1月10日 最新連続コンベア式汚泥乾燥機。又しても改良しているのか。。。



既に特許出願は行った最新連続コンベア式汚泥乾燥機。
年始年末の乾燥テストにより更に克服すべき課題が持ち上がる。




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同内容はこちらブログでも読めます。





その現象をつぶさに観察するが対応方法が思いつかない。
目の前にトラブルの原因は敢然と立ち向かっているのであり当然克服せねばならない。
職人と何度も意見を交わし物に触り、匂いそして体で感じようやく思い浮かぶ。
早々試しにやってみると即座にうまく行った。
改良後の様子はなんてことないありふれた風景だ。
しかし、今回も結局簡単な改造でしばらく頭を悩ませていた現象が解消できたことになる。

乾燥機室内での乾燥手段の一つである加熱された加圧ローラーによる乾燥時に
ローラーへ乾燥処理物が大概付着する。
その付着物を削ぎ落とすべく各ローラーにクリーナーを取り付けている。
本来であればローラーからはクリーナにより乾燥処理物たとえば汚泥は
掻き落とされ次なる工程へと運搬されるはずである。
今回年始年末に流した客先より預かった乾燥サンプルである汚泥は
いずれも付着は激しいがローラーよりはクリーナーにより削ぎ落とすことはできている。
ところがローラーより外された汚泥は削ぎ落とす役目のクリーナに付着しクリーナーから外れない。
汚泥がローラーではなくクリーナーへ引っ付きローラーとクリーナの間に汚泥が堆積し
殆ど運搬されなくなる。
ローラーとクリーナ間の汚泥が継続的に付着し大きくなる一方だ。
乾燥されるはずの乾燥処理物の汚泥は運搬されず次なる工程へ一切運ばれなくなる。
これでは乾燥テストどころか乾燥機の本来の機能を全く果たしていない。

結局何を行ったかと言うとクリーナーの取付方向を変えただけだ。
向きを変えただけで堆積は一切なくなりスムーズに運搬されるようになる。

課題は克服できた。さらに最新乾燥機は進化を遂げたことになる。
しかし、既に我が町工場では毎度のことだ。
職人らも何度も次なる進歩を遂げた光景を目にするにつれ既に喜びもしない。笑顔すらない。

あるのは行動であり再び寡黙に次なる仕事を続けるだけだ。。。



それでは又です。


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2009.1.10by 博多の森と山ちゃん



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