11月2日 時(22)。。。
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世間一般では3連休の真ん中。だからこそ我が町工場は現場工事という仕事。
今回はかなり前に納品した製品の補修工事。
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ホッパーの鋼板があまりに歪曲していたためガスで炙りハンマーを打ちつけ
なるべく凹凸がないよう元に戻す。
ホッパー外であぶり、ホッパー内ではハンマーを打ち下ろす。
鋼板の歪みがなくなるまで何度も繰り返す。
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同内容はこちらブログでも読めます。
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補修途中。
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補修後
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透き通るような青い空には数少ない鰯雲が漂っている。時折あいつの体を通り過ぎる風には
強さはなくむしろ心地よさを運んで来る。
未だ未成年で高校生であるあいつは上辺だけの友人とともに高校の屋上で座り込んでいる。
初秋の真夏に比べると幾分も柔らかさを増した太陽の日差しを受けながらそれぞれが紫煙に
戯れている。
当然今だ成人式を迎えるに至ってはいない輩の身には禁止されその上体をニコチンで肺癌へと
導く煙草だ。
それはカッコよさだけにあこがれたよく見かける青二才の取る行動であり、
唯一自己満足のみにより救われる哀れな行動とも言える。
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誰しも口を開かず吐き出した煙の後を目で追う。無気力な時間が青い空とともに
しばらく通り過ぎる。
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ふとあいつは気づく。あいつに向かって叫んでいる女の子の声が。
その方向へ振り向く。あいつが見知っている同級生の女の子が懸命に叫んでいる。
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皆立ち上がり周りを見渡す。見えた。こちらに走って向かう後姿を。
間違いなくこちらへ向かっている。
即座に走り出す。立ち上がると既に火を消し握りつぶした煙草をそれぞれ手に持ち走る。
立ち止まると投げる。皆一斉に投げる。
屋上のさらに上の小さな建屋に向かい力を込め投げ込む。
あいつらがしでかした違法行為を一切その場から消し去るため煙草の吸殻を投げ込む。
次には証拠の品が残っていないか当たりに眼差しを向ける。
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屋上の出入り口の扉が勢いよく開くと飛び出して来た。
先程目に入った後ろ姿が突然堂々と目の前に正体を現した。
誰であるかはすぐにわかる。あの依怙贔屓先公といつもの連れのはげ先公だ。
走って青二才なあいつらへ近づく。あいつらの目の前まで来ると二人して周りを見渡す。
先ずは屋上のコンクリートむき出しの床をじっくりとゆっくりと歩みながら目で追う。
床調査が終わるとあいつと上辺のみの友人のそれぞれの手を順番に掴みじっくりと眺める。
いちいち皆の右手、左手を血走った眼で舐め回す。
調査が終了すると二人の先公は血走った眼で皆を睨む。
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鰯雲の青空から心地よい風が先公そしてあいつらの身に降りかかる。
しばしの沈黙の後、依怙贔屓先公が口を開く。
この屋上に今の時間あいつらが存在する事こそが罪でありその罰を受ける行為であると
大声で怒鳴る。
あいつはその依怙贔屓先公の凶暴な獣と化した顔付きが暴力親父と重なる。
ついため息をつきかすかな笑いが出る。
依怙贔屓先公の視線があいつに向かう。先公はあいつへ近づく。
あいつは既に気が付いていた。次なる先公の行動が。
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既にあいつは依怙贔屓先公が過去の報いのために暴力の復讐が次なる行為である事は
重々承知していた。。。
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それでは又です。
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こんな物語でも続きを読みたいですか。しかし、明日はもしかして休むのかブログあるはず。
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2008.11.2by 博多の森と山ちゃん
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