10月21日 時(20)。。。
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開発中最新連続コンベア式汚泥乾燥機にいよいよ供給装置を取り付けた。
材料、部品全て弊社零細町工場在庫分で賄った。
明日より熱源を入れいよいよ試運転開始だ。。。
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同内容はこちらブログでも読めます。
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うまくよけたはずだった。回転しながら向かう先端がささくれ立った折れたバットを。
一瞬痛みが走る。バットはあいつの頭上高く舞い上がり後ろ側に落ちると
アスファルトの地面を何度か跳ねた。
あいつは即座に左手を顎に当てる。顎から外すとその掌を見つめる。
赤い血がくっきりと浮かび上がる。もう一度手を当て傷の深さを確かめる。
顎をさすりながら痛みほど深くはないと確認すると大きく息を吐く。
右手に握られた先端のない折れたバットを大きく振り上げると思いきり道向こうの
草むらへと放る。鰯雲が走る紺碧の空に折れた木製バットは舞い上がる。
爽快な回転音を弾き出しながら瞬く間にあいつの視界から消える。
あいつは駅の方向へと体を向けるとハンカチを取り出し右手で顎を押えながら
歩みだす。到着した通学の際必ず乗り降りする駅のホームには誰もいなかった。
あいつはベンチに座り今日の静かな駅の日曜日に浸る。
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自宅に戻るとお袋が執拗にあいつに問い掛ける。
あいつがハンカチで隠している右手に視線を浴びせ近づきながら問う。
あいつは一切口を開かずに自分の部屋に閉じこもる。
そのまま布団に入ると仰向けに横たわる。
そのまま顎から外した右手のハンカチを見入る。赤い大きな染みは何ら模様を描いてはいない。
顎をさすり血が止まっているのを確認するとハンカチを枕元に置き両目を閉じる。
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翌朝一切口を開かないまま朝食を終えると学生服姿のあいつは家を出る。
絆創膏が貼られた顎以外の顔色は相変わらず青白い。
自転車で昨日日曜日も通った駅へと向かう。
今日は学生、社会人とホームは平日らしく混んでいる。
あいつは友達を探すなど一切せずに電車へ乗りこみ高校へと向かう。
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自分の教室へと入るが誰一人あいつの絆創膏には話し掛けなかった。
あいつから絆創膏にまつわる出来事を話すなどはもちろん考えられない。
あいつは教室を見渡し昨日あいつの行為を邪魔した生徒を探した。
皆揃っており楽しそうに会話している。あいつはその様子をしばらく眺めていたが
席につき座る。ポケットに両手を仕舞い込むと目正面の何も書かれていない黒板を
ただ睨んでいた。
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あの先生の授業の時間だ。依怙贔屓がひどく感情的になりやすい先公だ。
若くスポーツマンで部活の顧問になり自分でもグランドを駆け回る。
おべっかには滅法弱く昨日の光景はその答えかも知れない。
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授業が始まる前あいつは手を挙げ宿題をやっていない旨伝える。
あいつは依怙贔屓先公に呼ばれると立ち上がり先公が待つ教壇へと向かった。
誰一人口を開こうとしない教室は静かだった。
皆生徒は事の成り行きに身を任せるしかなかった。それはあいつだけを除いて。。。
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それでは又です。
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読破。ブクログmoritoyamachanの本棚
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「アマンダ」アンドリュー クラヴァン著
良くできた作品ではある。
作者との相性だろうか。
感情移入がなかなかできない。
文章の奥底の明るさがどうしても気になる。
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ベルトコンベア式汚泥乾燥機
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コンベア、産業機械機器について詳しく書いている
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本日も乾燥機の件で遠方よりお越しになりました。有難うございましたブログあるはず。
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2008.10.21by 博多の森と山ちゃん
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