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2008年04月19日

4月19日 怒涛の出荷そして現場工事が連日続く。。。



もちろん明日日曜日も現場工事だ。
休日のない日々はまだまだ続く。。。



















早朝寝床から身を起こそうするが自分自身の体が思い通りに動かない。
倦怠感が体中を包み込みかすかな頭痛がする。
鼻詰まりがひどく体にはよくはない口呼吸を行っている自分に気が付く。
天井を眺めつつ左手のみで枕もとをまさぐる。
何とか掴んだ目ざまし時計を目の前まで運ぶ。
時計の針が指す時刻に納得し体を起こそうとする。
だがその行為、仕草さえあいつの体には不自由だ。
体全身に力を入れわざわ懸命に身を起こす。
疲労感に覆い尽くされた身で脳細胞の指令を即座に感知しない他人の身であるかのような
感覚だ。
四つん這いまま我が核家族の皆を起こさぬよう静かに狭い寝室のふすまを開け
そして閉める。
寝室は出たのだが今だ四つん這いのままだ。
起きたばかりだと言うのにそばに置かれたソファーへ横たわる。
つぶらな瞳は閉じられ目の前は漆黒の空間へと変化する。
夢心地へと誘う時の流れにあいつはそのまま乗りかかる。


かすかな意識で決して休むことなど出来るはずもない女性ばかりの町工場の情景が浮かぶ。
それはあらんばかりの力を振り絞り徒歩通勤で何とか町工場の事務所にたどり着いた
光景だ。
事務所に到着した途端思わず奥に置かれた商談用の長椅子のソファーに倒れ込む。
夢の世界でもいつしかそのまま眠ってしまったようだ。


どれくらいの時の経過を経たであろうか。
物音に目を覚ます。
あいつの聴覚を刺激したその音は誰かが事務所の階段を駆け上げる足音だ。
足音が止まると事務所の扉が開けられる。
そしてあいつに呼びかける。その人物はあいつの町工場の最も若い女性職人だ。
「専務。朝のラジオ体操が始ります。早く来て下さい。」
大きな爽やかな声だった。
あいつは目をこすりながら身を起しただ頷く。
けだるい体を起こすとゆっくりと町工場へと向かう。


外に出てコンクリートジャングルに包まれた博多の街のアスファルトの道を横切り
事務所そばの町工場へと歩む。

そしてあいつは気が付く。既に一昼夜が過ぎていることに。
愕然と首を垂れしばらく茫然自失に総毛立つ。




それでは又です。


読破中。読書時間さえ確保できていない。
「創造する経営者」P.F.ドラッカー著。


読破中。
「竜の卵」ロバート・L・フォワード著


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2008.4.19by 博多の森と山ちゃん