3月7日 いよいよ組み立てに入るのか。。。
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上塗りも終わりいよいよ組み立てに入るのか。。。
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其れでは誰も読んでいるはずもないそこはかとないあるお話の続きを。
前回の内容は「3月2日 もしかしたら間もなく完成するのか。。。」をご覧ください。
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内容に入る前にお礼を。
いつもメールや直接お電話あるいは商談の場でご声援頂き誠に有難うございます。
そのお声があるからこそ書けるようなものです。
もしも何もなしにこんな内容を書けるとしたらそれこそ私目は○○○○に違いありません。
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先ずは前回の終りの部分の抜粋から。。。
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手を離しでもすれば。ここで落とされでもすればあいつ自身の体は木端微塵だ。
あいつには既に驚き、訝しさなどなくただ怖さのみに包まれる。
天に浮かび上がったあいつの体はとめどもなくさらに上へ上へと引っ張られる。
止まることなくむしろ速度をさらに上げながら。
あいつの体は既に地上からは確認できない。
天に浮かび上がった一つの黒点は瞬く間に消え去った。
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そしてようやく続きを。読む時間などない方もごゆっくりとお読みください。
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あいつはただ引っ張られる紐を握っているだけだった。
天が引っ張る勢いの強さに必死の形相で懸命に抵抗を尽くすのみだった。
天高く舞い上がるに連れ寒さは増しそして呼吸も苦しくなる。
引っ張られる事による天井より襲い掛かる風の勢いは増すばかりだ。
握りしめている紐に対する掌そして腕の感覚が次第に麻痺し始める。
両手、腕がしびれそれこそ引きちぎれそうだ。
あいつの精一杯の紐を握る両手の力は次第に落ちていく。
紐に対する思いのみで他の事を考える暇、余裕などあるはずもない。
もし紐から振り落とされでもすればそれこそ待ち構えている死の餌食だ。
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あいつの懸命の努力にもかかわらずいよいよ事は起きた。
必死のあらんばかりの誠一杯の力をとうとう出し尽くす。
あいつの既に麻痺している両方の掌からするりと紐が抜ける。
それは一瞬の出来事でありそれは十分な認識がされなかったあいつの行動だ。
耐えることができなかった。誠一杯頑張ったのに。
あいつの天に向かっていた体はとうとう先程まで魅惑の2本足で立っていた地上へと
まっさかさまに落ち始める。
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それは登る速度以上の速さであいつを落とす。
頭を先頭に地上に向かいただ落ちていくのみだ。
あいつを待ち構えているのは当然ながら死のみだ。
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死の直前のためだろうか。
あいつの過去の人生が走馬灯のように思い浮かぶ。
それは今までの生きてきた長い過去がほんの一瞬の出来事のようにあいつの
目の前に浮かび上がる。
生まれたその時。よちよち歩きの頃。小学生から大学生まで。
そして成人。社会人。結婚。子供の誕生。そして町工場での仕事。
瞬く間に過去の長き人生が映画のひとコマのようにありありと浮かびあがる。
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とうとう死ぬのか。
あいつは死ぬ間際で後悔する。死の直前で思いを寄せても仕方のないことなのだが。
あいつは自分一人で生きてきたと思っていた。
誰の助けも借りずにたった一人でこの世で生活していたと思い込んでいた。
しかし違った。
通り過ぎた人生は死の直前の過去を振り返った瞬く間の映画のひとコマが思い返されるに
孤独だと思い込んでいたのは間違いであったことに気が付く。
助けられあるいは力を寄せ合って生きていたのだ。
そこのは陰ながら支えてくれた人物もいる。
今更の後悔があいつの死を拒み始める。
あいつは死にたくないと思った。
あいつは助けてくれた人々にお礼一つせずに死ぬわけにはいかないと心から思った。
しかし遅い。死は間近だ。間もなくあいつはこの世から消え去る。
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いよいよ地上が目の前に現れる。そして一瞬にしてあいつの目の前が既に地面だ。。。
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トントンと誰かがあいつの肩を叩く。
あいつは目を覚ます。事務所のパソコンの前でうつぶせで寝入っていた体をうつろに起こす。
ゆっくりと後ろを振り返る。
そこにはあいつの旦那が笑顔で立っている。そして口を開く。
「ぐっすり眠っていたぞ。」
あいつのつぶらな瞳は今だ半分は瞼で閉ざされている。
しかしあいつは生きている。死んではいない。
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茫洋とした顔つきのあいつに旦那は続けて声を掛ける。
「心配したぞ。なかなか帰って来ないもんだから。」
「眠っている息子はそのままで車で迎えに来たぞ。」
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あいつはその言葉にようやく生きている喜びの微笑みで返す。
そして微笑んだままあいつは旦那へ言った。
それは生きているからこそ言える言葉に違いない。
決して後悔しないようにはっきりと言った。
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「有難う。」と。。。
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それでは又です。
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読破中。
「創造する経営者」P.F.ドラッカー著。
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読破中。
「夏への扉」ロバート・A・ハインライン著
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文章途中の○○○○には一体何が入るでしょうかブログあるはず。
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2008.3.7by 博多の森と山ちゃん
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