3月20日 今日も我が町工場へと足を運ぶ。。。
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曇り空のせいもあるだろう。
早朝のいまだ薄明かりのもと我が息子を車で学校まで送りつける。
今日は部活の試合の日らしい。だが下級生は応援のみで試合出場は
叶わない。それでも車から降り立つと元気に後部座席のドアを閉める。
「行ってきま~す。」との言葉を残した愛息の足の歩みをフロントガラスより
見届けると再び真っ赤な我が家の愛車のアクセルを踏む。
本日の祝日と言う日にちは車道を行き交う車両の少なさで即座に認識ができる。
最たる美貌を誇るあいつ女性専務は日常と何ら変化なく厭わず仕事場である
我が町工場へと車を走らせる。
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到着した女性ばかりの町工場の扉の鍵を開けると今だ誰もいない静寂な空間へ
足を入れる。
この装置も本日の電気配線を終えるといよいよ本番さながらの試運転となる。
実際に処理物を持ち込み全ての機器の動作を確認する。
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先ずは思わぬ苦労をさせられた亜鉛溶融メッキスクリューコンベアへ投入する。
密封性、搬送傾斜角度からこのコンベアが最も適している。
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もう一台のスクリューコンベアが中継する。このコンベアは現地でも天井吊り下げとなる。
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そしてロータリーバルブ。そして次にいよいよ破砕機へ運ばれる。
この破砕機は全く刃物を使用していない画期的な製品。
メンテナンス、部品交換の費用がかからないすぐれもの。
多数の特許も取得され既に実績もあり特に官公庁に多く納めれている。
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それだけではなく今回は破砕しながら乾燥も行う。
破砕機へ熱風発生器を取り付け何と粉砕しながら乾燥まで行う。
既に半年以上の長期に渡る実際の処理物でのテストを行い良好な結果のもと
今回導入を決定している。
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これが乾燥を担う熱風発生器。
破砕機での粉砕運動だけでもある程度乾燥する。
その理由は破砕機独特の他には見れない遠心構造にある。
もちろん特許にてベールに包まれており口外は難しい。
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破砕、粉砕されるとホッパーへ貯蔵される。
ブリッジ等の架橋防止のためアジテータ、邪魔仕切り板等ホッパー内部は
工夫がなされている。
破砕物搬送はホッパー上へ設置されている集塵装置にておこなう。
コンベア、エアー搬送用送風機等は全く使用しない。
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貯蔵物はホッパー下スクリューコンベアで搬出されロータリーバルブにて
搬出量の制御を行う。
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そして最終の袋詰めパッカー装置へと運ばれ一連の動作が終了する。
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パッカーのみの制御盤。
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装置全体の制御盤。
回転レベル計のチャタリング防止用タイマー、インバータ、アンペア計など
あらゆるものが網羅されている。
かなり大きく重量もある。
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いよいよ明日より本番さながらの試運転開始となる。
この装置で完成されるものは今世間を騒がしている時代最先端な代物だ。
そのためテレビの取材そして超大手メーカーさんが見学に来られるらしい。
しかし、我が町工場には何ら関係がない。
ただただ、工場内で仕事している我らが職人の邪魔だけはしないよう
切にお願い申し上げます。
毎日毎日ものづくりに励まねば我が町工場は即座に飯の喰いあげです。
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それでは又です。
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読破中。
「創造する経営者」P.F.ドラッカー著。
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読破中。
「夏への扉」ロバート・A・ハインライン著
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2008.3.20by 博多の森と山ちゃん
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