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2008年02月29日

2月29日 お詫び。。。



誠に申し訳ありません。この場を借りてお詫び申し上げます。
本年度に入り1月3日より本日に至る迄全く休みなしで仕事に励んでいるのですが
次々に舞い込む案件そして自分自身の至らぬ微力のため、
2月最終日である本日迄の書類提出のお約束でしたが正直申しまして今だ完成しておりません。
言い訳に過ぎないのですが、一刻も早く作成させ提出するためこれからも休日厭わず
仕事に勤しむ所存ですので何卒ご了承頂ければ幸いです。
確かに弊社は毎年この時期は最も多忙な時期なのですが、今年はそれに輪をかけ
より一層多忙を極めております。
既に5月連休までは目一杯の上それ以降の物件も具体化している状況です。
事前にご連絡申し上げております自社開発製品の改良製作完了後の弊社工場での
展示デモについても予定を大幅に遅れているのが現状です。
大変心苦しく恐縮ではございますがもうしばらくお待ちいただければ幸いです。
重ねてお詫び申し上げます。たいへん申し訳ありません。




下記掲載の写真はスクリューコンベアU型トラフの曲げ加工後の様子。
プレスで押した箇所の直線模様が明確に目に映える。


2008.2.29%281%29.jpg








本日亜鉛溶融メッキ屋へ一部のスクリューコンベアは旅立った。
メッキ後の歪が非常に心配だ。
スクリュー羽根の軸は断面モーメント、断面係数それに経験値により中間軸受を
必要としない設計であるが亜鉛槽の400℃以上の高温の湯がどの程度影響を
与えるか。
一旦軸がゆがむと元に戻すにはひと苦労もふた苦労もせねばならない。




2008.2.29%282%29.jpg




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最たる美貌を誇るあいつとて毎日生き延びればそれで良い。
会社とて同じことだ。生き延びる事こそが最重要課題であるしそれこそが本来の
目的だ。だがそのためには常なる革新、改革が必要なはずだ。
あいつは真っ赤なミニスカートで色白のスラリと伸びた魅惑の2本足で会社外を駆け廻り
会社へ戻れば日夜パソコン画面に向かう。
その行動は休日など関係なく四六時中仕事に勤しむ。
出るところが出た抜群のスタイルを何とか隠した作業着上着姿のあいつに会社内に
誰一人味方などいなくても全く期待などしていないのだから何ら特別の思いなどない。
女性ばかりの職人のあいつの町工場の名前を決して電話帳から消さぬよう
経営学を学び外の情報をかき集めそして地道に決して目立たぬようさりげなく実行する。
誰しもがなるべく気がつかぬように密かにそしていつの間にかに行動を起こす。
あくまでもいつしか自然に変化しているのであり静かで誰も気がつかない。

その方向性に間違いがないよう多方面から物事を見る事に努める。
決して思い込みそして頑固にならずにそれこそ見栄、自己顕示そしてプライドなど
から遠く離れ。
独りよがり、我がままにならぬように心掛ける。
自己中心にならぬ最も良い方法は客先への訪問であるのは既に結論が出ているのだから
それをいとも簡単に実行する。
客先、仕入先、競争相手そして世の流れに浸りその上で自分ながらの考えを導く。

いくらものづくりとて実際には売り方の革新に重きを置く方策こそが未来の経営革新の
近道であるのは分かっている。
営業の変革はアイデア勝負であるから費用はかけずにできるはずだ。
それに則り新規のものづくり開発を行う。
選択の幅をなるべく狭め決して大手が手を出さない、あるいは競争相手が気がつかない
分野へと集中する。
力を集中そして結集することにより、より大きな力が発揮できる。

従来よりあいつの町工場にもある馴れ合い、あるいは傷を舐め合うなどの行為を一切拒否し
責任を国、政府のせいなどと嘯く輩から距離を置く。
何もかもが目の前に起こっている事実はあくまでも本人の責任であり他人が
引き起こしたものではない。
常に努力を重ね自分自身を研鑽せねばならぬ。

決して認められなくも良い。独り静かにさりげなくそして密かに努力を続ける。


つぶらな瞳のあいつとて帰宅後も家族からは罵られる。
「家庭を少しも顧みず休みなく働いているが一向に金持ちになれない。」
「少しは家族の事も考えてよ。」
「いつも会社での開発品はいつも失敗ばかり。」


あいつは決して期待などしていないのだが粘り強いあいつとてやはり疲れる。
いくら休みなしの仕事に慣れてはいると言いながらも少しは疲れは出る。




あいつは本日も夜遅く仕事を終えると帰り仕度を始める。
「まだまだ山ほど残っているな。」と一人つぶやきながら厚手の防寒ジャンバーを着込む。
厚手の手袋をはめ耳にはいつもの経営勉学のCDが仕込まれたプレイヤーのヘッドフォンを
両耳に入れ込むとあいつ以外誰もいない事務所を後にする。
事務所の扉の鍵を閉め込むと階段をとぼとぼと降りる。
「少し疲れが溜まっているのか。」
重い足取りで階段を一歩一歩降りる。
一階の倉庫のシャッターを下ろすと再び鍵を掛けいつもの隠し場所へ放り込む。
やはり寒い。今日で2月も終わりだがまだまだ春は遠いようだ。
コンクリートジャングルに覆われたアスファルトの道をあいつは歩み出す。

あいつが歩み始めたその時だった。あいつがいよいよ帰り路を急ごうとしたその間だった。

目の前に車が止まる。真っ赤な車はあいつには見慣れた4輪車だ。
あいつはその車へ近づく。運転席の窓が下される。
窓の向こうにある顔があいつへ話し掛ける。
「疲れているんだろう。迎えに来たよ。」とあいつの旦那が優しくあいつへ言った。
助手席にはあいつの息子が微笑みながらこちらを見ている。

あいつは一気に疲れが吹き飛んだ気がした。

それはさりげなくでもなく静かにでもなくそれこそ派手に。。。




それでは又です。


読破中。
「創造する経営者」P.F.ドラッカー著。


「アルジャーノンに花束を」ダニエル・キイス著


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2008.2.29by 博多の森と山ちゃん



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