1月15日 ものづくりメロディ。。。
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ようやく客先より帰社し自分の席を占領する。
安心したのだろうか最たる美貌のあいつ女性専務のうっすらと塗られた口紅の
可愛らしい口元からものづくりのメロディが聞こえてくる。
そのメロディにはどことなく楽しさが感じられその陽気さに誘われ思わず
しばし長い間聞き入ってしまう。
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艶やかなその音色は激しいリズムでは決してない。
緩やかで安寧と安心を醸し出す。健やかなるその響きは透明感に満ち溢れている。
心の琴線に触れなごむ。優しさに満ち溢れそれこそ夢心地だ。
強さもある。その強さは表面には決して大っぴらにされなくても奥深く確たる
芯を持った粘り強さがしみじみと感じられる。
まるでふかふかな真っ白な雲の上に寝転がり降り注ぐ決して眩しくない
柔らかな太陽の光を体全身で感じ入っている様だ。
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赤色のミニスカートからまばゆいばかりの2本の白い足のあいつの口元から
洩れる声色は澄み切っておりどこまでも柔らかだ。
透通ったものづくりメロディに満ち溢れているのは実のところやはり情熱だ。
さりげなくそしてどこまでも熱く。
意識せずともどこかしら感じられその意気に何故かしら頷き納得してしまう。
その内容には夢があり、明確なる目標があるようだ。
溢れんばかりに存在しそれは決してあきらめることのない粘り強い意志だ。
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しかし、その熱き大きな願望は決して露にならない。
表面には現れなくともそこはかとなく心に触れそして離れない。
途轍もなく大きくもありはかない美しさに包まれいつしか自分自身が輝く。
その光は決して自分の目に見える可視光線でなくとも確認ができる。
メロディに乗って運ばれて来るその光は決して眼には見えなくとも感じられる。
決して眩しくはない美しき輝きに体全身が包み込まれる。
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いつしかそのリズムは地上から人間の体の重力さえも奪い取り体全身を
浮かびあがらせる。
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抜群のスタイルを誇るあいつは出るところは出ている体の部分をメロディのリズムに
合わせ柔らかに揺らしながら可愛らしい口元からさりげなく言葉を発した。
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「困難ばかりで苦しむばかりのものづくりにはものづくりメロディを楽しむひと時があるんだ」と。。。
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読破中。
「創造する経営者」P.F.ドラッカー著。
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「姑獲鳥の夏」京極夏彦著。
実は小説も読んでいたのです。どうでもよかでしょうが。
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2008.1.15by 博多の森と山ちゃん
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