11月8日 期待。。。
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走馬灯の如く時が過ぎ行く。
時間の経過を一瞬なりとも手で鷲掴みし自分の思うがままに操縦できればと
決して現実とはなり得ぬかなわぬ思いが頭をよぎる。
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尋ねる。
「つらいことをやるから、苦労する嫌な事を行うことが仕事なはずだ。
決して楽しいことを行うことは仕事とは言わないはずなのでは。」
答える。
「では生きていくことは果たして楽しいのか。
苦労を重ねつらい思いを常にしているから生の実感が味わえるはずだ。
常に楽しいと感じているのであれば既にこの世とは縁が切れている可能性すらある。」
尋ねる。
「いや。仕事とは何かと問いかけているだけだ。
何も生、生きているとは何かと質問している訳ではない。」
答える。
「いや同じことだ。生と仕事とは同義語だ。仕事、働かなくては生きて行けぬ。
ぶらぶらと何もせずに生きて行く事など出来るはずもない。
もし実際何もせずに生きているのであればそれこそ死人ではないのか。」
尋ねる。
「いやそうではない。それは傍から客観視したあくまでも語弊だ。言葉の綾だ。
実際悠々自適と言う言葉は存在する。楽しく仕事している人物もいるはずだ。
将来優雅な暮らしをするために俺は必死に仕事をしている。
何も一生こんなつらい目が続くなんて考えたくもない。
つまり周りからは何もしないでもゆったりと人生を楽しく送っているかのごとく
見えるだけだ。誰だって隣の田んぼはよく見える。」
答える。
「お前は何も分かっていないだけだ。
人生において楽しいひと時などほんの一瞬だ。もがき苦しむ時間こそが人生の歩みだ。
楽と楽しいとは定義が異なる。将来、未来に決して楽しいひと時が待っているはずがない。
この先も血反吐を吐きそして這い蹲ってうろたえる。
夢とか希望とか言うがそれは幻に過ぎない。その幻を追うことは自由だ。
しかし決して幻とは摑むことなど到底出来ない。
だからこそ夢でありそして希望なんだよ。」
尋ねる。
「お前はただ将来を悲観しているだけだ。お前は楽しいと思ったことはないのか。
お前は楽しさを自分の体で実感したことはないのか。
俺は何もお前の苦労話を聞きたい訳でもなんでもない。」
答える。
「いや俺が主張したいのは仕事こそが人生だと言うことだ。
汗水流して働きそしてその報酬を得る。その報酬で衣食住を満たし生活を施す。
つらい労働こそが、嫌いな事こそが仕事であり人生ははずだ。」
尋ねる。
「根本なる違いが仕事に対する考えだ。仕事とは苦しいだけなのか。
仕事とはつらいだけなのか。喜びは味わえないのか。楽しさは味わえないのか。
お前も一瞬だけでも顔がほころび笑顔が輝いた時はあったはずだ。
俺は少なくともつらさを通り越し成功した際はとても喜んだがな。
その体験は語りつくせないものがあるぜ。」
答える。
「辿る道筋の考え方の相違だ。
楽しさを追いかけるかそれともわざわざ苦しむ道を選択するか。
たとえ一瞬でも喜びに浸ったとしてもそれはごく僅かな時間であり
現実には常に不安に襲われているのでは。
次に何か起こるのでは。こんなに楽しい人生など長くは続かないだろう。
きっとしっぺ返しがあるに違いない。そう思うのが常だ。
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実のところそれらの根本原因は期待だよ。期待と言うまやかしだ。
期待は即座に目をくらましてくれる都合の良い思いだ。
まやかしの淡い幻だ。期待こそが諸悪の根源なんだ。」
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尋ねる。
「詰まりお前は今回の議論の結論は期待だと言うのか。
ではそれを証明できるのか。」
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答える。
「悪いが俺はもう帰宅せねばならん。議論を続ける時間がない。
我が家でせねばならん仕事がある。風呂掃除と布団敷き。」
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「つまり期待されているんだよ。」
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それでは又です。
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読破。
「四季 秋」森博嗣著。
非常にこの巻は面白かった。一気に読める。
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読破中。
「四季 冬」森博嗣著。
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議論が尽きないのでもう帰りますブログあるはず。
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2007.11.8by 博多の森と山ちゃん
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