10月17日 天高く届け我が町工場の響き。。。
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わが町九州は福岡、博多もいつの間にか季節は秋ですばい。
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晴天の空を見上げる。「天高く馬肥ゆる秋」の本来の意味合いを考える以上に
青空が人間の視覚に高度差の刺激を与える錯乱を思う。
季節が秋になるに伴い人間のみの視覚には空が高くなったような錯覚を覚える。
太陽との距離そして目に見えないほど小さな塵、埃による太陽光の錯乱により
人間の目のみ見上げた空には真っ青な可視光線が広がる。
真夏の大気に含まれた水分が多い湿気の多い、高温多湿の季節が過ぎると
爽やかな乾燥した季節が訪れる。
その大気の状態により太陽光の錯乱状態に変化が現れ空が高くなったという
電磁波を人間の目のみが錯覚を起こす。
そもそも人間が見るという行為を起こす事態が既に自然現象の本来の姿を
表してるかは疑わしい。
その日の気分あるいはその時点での興味の内容あるいは関心があるなしで
日々目に映る内容は異なる。
人間と言う生物が今地球第一の生き物だと勘違いしているのならそれこそが大きな
錯乱そして錯覚だろう。
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早朝の我が九州は福岡、博多の町工場の職人との協議の末、今週末の
現場工事の内容を具体的に仔細、詳細に決める。
職人皆の頷く様子をいちいち確認した後、工場を後にする。
町工場斜め前に慄然とたつ白い2階建ての小さな白いビルの階段を上る。
今だ無人の事務所の扉を開け中に入ると即座にパソコンの画面前に座る。
図面描きだ。もう一刻の猶予もない。
全身全霊ひたむきにただひたすら画面に向かう。
周りから聞こえる声を一切無視し頑強に一心不乱に右手にマウスを持つ。
何事にも心を動かさず静寂の心境を維持し自分の聴覚すらも遮断する。
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しかし、一旦、客先からの連絡となると柔軟にそして機敏に対応する。
図面描きの行動を一切取り消し客先の要望に全神経と全身を使い
あらんばかりの力で素早く行動する。
その対応は目に見えぬほどの疾走感が満ち溢れ目の前で稼動している
今町工場で過去作られた世界最高速度のベルトコンベアのようだ。
客先の満足した声を耳にすると猶予なく即座に図面描きへと戻る。
再び図面描きへと戻ると不乱心も復活する。
一切を拒否し一切の邪魔立てするものの声、音は耳に入らない。
ただひたすら画面に向かいマウスを動かす。脇目も振らずその姿からは妖気さえ漂う。
まるで特許申請中のコンベア式汚泥乾燥機が処理物を乾燥する際に発する
蒸気の白い煙がその人物の全身から湧き出ているかのようだ。
ゆるぎないその人物の心の奥底に潜んだものづくり情熱は既にその人物の
皮膚から露になりいつしかその殺気により誰一人として声をかけることは出来ない。
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その人物は早朝より腹痛に苦しんでいた。
その人物は全身のだるさに苦しんでいた。
しかし今現在はその苦痛は嘘のように消え去った。
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そしてその人物は一人やはり嘯(うそぶ)いた。
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「仕事の疲れは仕事で取るものだ。」と。。。
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それでは又です。
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読破中。
「夢・出逢い・魔性」森博嗣著。
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2007.10.17by 博多の森と山ちゃん
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