5月5日 こどもの日だからこそ。。。
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思わず事務所付近を走り出す。
2日間の休日の疲れを拭い去るが如くに。
作業着を身につけはいるが、足は黒のランニングシューズを履いている。
それでもジョギング、ランニングする格好にはどう見ても思えない。
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本日は今だ黄金週間であり、国民の祝日でもある5月5日。
こどもの日。
もちろん私にも子供はいる。
しかしながら、日頃働く平日と何ら変わりなく朝早く起きる。
先ずはベランダへで大きく深呼吸をしながら出ているはずの太陽の方向へ
顔を向ける。
しかし、本日は太陽の輝きは目には届かない。
その輝きは雲に覆い隠されてはいる。
決して遮る事はできない太陽の不可視光線の周波数の横波は既に地球の大地に
届いているのでありその恩恵を存分に体全身で受け取る。
夜の闇は綺麗に拭い去られ既に朝と言う時刻の名称を思い存分知らしめている。
食パンへチーズを載せオーブントースターで焼く。
可視そして不可視である赤外線より輻射された電気エネルギーはチーズを溶かし
そして食パンへ焦げ目をつける。
エネルギー保存の法則を自分の目で存分に確かめる。
赤外線を長時間間近に見る事は目の細胞を冒すことであり決してよくはない。
人間が開発した物は人間の生活を楽にしそして快適に過ごせるという恩恵を与えてくれる。
たいへん有り難いことだ。
しかしながら必ず物には裏表、両面がある。
快適さを与えてくれるのであればその裏側には何らかの悪影響があるのは
自明の理だ。
しかしながらその悪い影響をわざわざそれを認識しないでも生活は快適に過ごせる。
いや苦労を買ってその快適と言う言葉の裏にあるものを探らない方が、知らない方が
恩恵と言う楽を存分に味わえるのかも知れない。
ものづくりの際我が町工場でもオーブントースターヒーターの赤外線は日頃あらゆる場所で
飛び交っている。
それは溶接の電磁波、光つまり電磁波の横波だ。
赤外線が長時間目に入ると失明の恐れがあるため必ず溶接面をかぶる。
家電製品で他に目に対し悪影響を与えるものに電子レンジがある。
皆さんはよくご存知であろう。
電子レンジで使われている電磁波はマイクロ波だ。
周波数波長は赤外線より長い。
マグネトロンで電磁誘導で作られたマイクロ波は人体へ悪影響がある。
そのため外へ漏れないよう黒色の金網で塞がれている。
波長より小さな穴は周波数の穴を通さない。
何故電磁波で物が加熱できるかはいずれ書くことにしよう。
実際、我がコンベア式乾燥機1号機では赤外線の電磁波は利用している。
又、マイクロ波を利用した乾燥機ももちろん実在する。
食パンをほうばりながら不可視の電磁波へと思いを巡らす。
そして、いつしか自分自身も物であり我が身を構成している素粒子も常に振動
しているのだろう。
本当にひも状なのか。
今後の解決すべき課題が我が身を襲うが果たして解決できるかは神のみぞ知るか~。
決して私はヒモではないことを確信し本日は出勤するのだと食パンを食べ終わる頃にようやく
自分自身の自己満足な結論に至る。
そして確かに徒歩通勤で事務所に着いた。
休みの早朝。
いつもながら静寂でありそしてその雰囲気は常に落ち着きがある。
決して慌しさのかけらも漂わず休日ならではの空気が私自身を包み込む。
しかしだ。
しかし仕事がはかどらない。
本日やるべき仕事は既に脳裏に焼きついている。
今日明日と自分なりに詳細なる日程スケジュールを組みそれに基づき行動計画を決め付けている。
しかしだ。
しかしはかどらない。
パソコンの画面は目に入ってはいるが肝心の脳細胞の指令が一向に自分自身の
手足に向かわない。
先ずは考えをまとめ両手でパソコンのキーボードのキーを力の限り叩こうとするが、動かない。
一向に両手の自分の10本の指が動かない。
はかどらないのであれば。
仕事が進捗しないのであれば。
脳の指令が手先に行き渡らないのであれば。
私は走る。
一目散に走る。
即座に椅子から立ち上がり脇目も降らず、颯爽と階段を駆け下りる。
事務所より出るとアスファルトの道をひた走る。
体を動かし脳細胞の指令の箇所を変化させる。
只走る。
ヒタコラサッサ!!
走るときつい。
しかし事務所の周りを必死の形相で走る。
只走る。
ひたすら走る。
ヒタコラサッサ!!
人影一つなかったのは幸いだ。
事務所そして我が町工場の周りの黒色に近い濃い青色に舗装されたアスファルトの道筋を
ひたすら2本の足で踏みしめる。
自分なりに早い速度で2本足を交互に先へ先へと踏み出す。
何回も何回も交互に踏み出す。
一目散に走る。
只走る。
ひたすら走る。
ヒタコラサッサ!!
きつい。
疲れる。
脳細胞は常に的確な反応を我が身へ与える。
もう良いだろう。
きつい。
疲れた。
事務所の前にたどり着くと立ち止まり大きく深呼吸をする。
結局事務所周りを2周回走り終えた。
大きく深呼吸しながら事務所の階段を今回は一気に駆け上がる。
事務所内でも又しても大きく深呼吸を数回繰り返す。
そしてパソコンの前に配置されてあるソファーへなだれ込むように座り込む。
今だ息は荒くその呼吸の速度は早い。
ハアハアと言う呼吸音は自分自身の聴覚を刺激する。
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走り終えた疲労で下向き顔を上げる。
ふと目の前に見える。
確かに見える。自分一人しかいないはずの事務所で確かに目の前に見える。
座っている。
確かに座ってこちらをじっと凝視している。
余所見など一切せずに私の顔をひたすら眺めている。
私は驚くと共に恐怖さえ感じる。
誰もいるはずもないこの場所に誰かが座っている。
私一人がこの事務所を占拠しているはずなのに目の前に見知らぬ人物が座っている。
驚きと恐怖を感じながらも私は目を凝らし相手を見る。
子供だ。
私の息子ではないがよく見ると子供ではないか。
背丈は決して大きくないが今だあどけなさが残った可愛らしい男の子だ。
何故だ。
何故いつの間にここに座っているのだ。
私はその男の子は全く見覚えがない。
事務所付近で決して見かけたことがない。
不思議に思いながらも何故ここにいるかを先ずは尋ねようとした。
目の前に座っている理由を尋ね早々に家に帰さねばとの思いが巡る。
親御さんが心配しているかも知れない。
私は口を開こうとした。
先ずは質問を投げかけようとした。
しかしだ。
私が口を開こうとしたその瞬間。。。。。
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それでは又です。
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読破中。
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