5月18日 永久磁石の内部。
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歩む速度はいつもより遅い。
しかし、決して立ち止まらぬまま前へ進む。
後ろを振り向こうともせずひたすら前方へ顔を向け突き進む。
其処には一体何があると言うのか。
一体何が待ち構えていると言うのか。
その回答は今の時点では皆目見当さえ付かない。
それでも必死の形相で遅遅として進まない足取りではあるが、
ほんの僅か前へと左右の足を交互に踏み出す。
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今日一日何も体内へ一切食べ物を入れていない。
もう何日続いているだろうか。
食べたものが即座に体より排出される。
それは意識した行為ではなく体に対し脳細胞が勝手に指示を出す。
体内に一切蓄積されないのであれば、入れる必要などないはずだ。
しかしながら、空腹感はある。
それは人間と言う動物である証拠でもあるのか。
実際口にする。口を開け食べる物を入れ、そして何度も歯で噛締める。
唾液をその物へと十二分に湿らせそして飲み込む。
その一連の行為は動物たる人間の欠かせない行為であるはずが。
しかしながら即座に出る。
ほんの僅かな時間で体内を通り抜けそして排出される。
それがここ何日間も続く。
周りは呟く。
「疲れ」「ストレス」だと。
しかしながら一切意に介さない。
活動する上、仕事を行う上でやはり支障がないことはない。
病は気からと言う。
それでは今回の事柄は決して病ではないはずだ。
気は一向に萎えていない。それどころか普段と変わらないはずだと絶えず意識している。
だが体が訴える。
本日いよいよ意を決して病院に向かう。
診察の際先生より
「普通であれば2、3日もあれば薬を飲まなくても治るはず。」
「今回渡す薬を飲んでも改善しなければ詳しく検査するからね。」
即座にはいと返事する。
その後も食べ物は口に入れずに飲み物と薬だけが体内を駆け巡る。
駆け巡る様子は体外からもそこはかとなく感じ取れる。
それは自分自身の体であり最も自分自身の様子を感じることが可能なのは
私と言う人物しかいないはずだ。
ただ感じるだけだ。
決して其処から判断あるいは理解等全く行わない。
普段相手との会話でも行うようにただひたすら体全身を感じることに任せる。
ただ相手を感じるだけだ。
しかし何故か前日の今ブログの内容に心残りがある。
その心残りの内容も感じるままに湧き出た内容だ。
それは書き残してしまった。
先ずは少しでも書き記しておかねばならない内容だったのだ。
題目にある「永久磁石の内部」。
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電磁石はコイル状に巻いた導線に電流を流し磁気を発生させる。
その逆は電磁誘導と呼ばれもので、例として上記コイル状に巻いた筒状の導線の中に
棒磁石を入れると電気が発生する。
では永久磁石はどうか。
これには全く電気は関係しない。
永久磁石の内部の原子に理由がある。
原子内の電子のスピンにより電流を生み出し磁気を帯びている。
どういうことかと書くとスピンとは電子の自転のような運動をさす。
この電子の自転の運動により先に書いたコイル状に巻いた導線と同じように電流が流れる。
詰まり電子スピンにより電子自身が電磁石と同じように磁気を帯びる。
しかし、磁気を帯びている物質は少ない。
通常はスピンの方向が逆向きの電子が2つペアになっているため磁気を打ち消す。
だが、スピンの向きが同じなため磁気を常に保てる物質がある。
これが永久磁石だ。
磁性体の中でも永久磁石は強磁性体と呼ばれる。
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参考文献 「機械のしくみ」唯野真人著
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心残りは書き終えた。
今後、磁石については書く内容はないであろうか。
もちろん物質であるが磁石を口にするつもりは全くない。
磁石が腹の虫をくっつけ外出してくれるのであれば話は別だ。
到底現実的ではない妄想に違いない。
今現在苦しめられている腹の虫を一刻も早く退治せねば日常生活にさえ
支障をきたす。
目は既にうつろでキーボード叩く速度もゆっくりだ。
即刻この場で体を横たえたい。
静かにそしてゆったりと体全身を仰向けに横たえ目を閉じ、ゆっくりとした静かな呼吸の元
眠りにつきたい。
だが意識ははっきりしている。
今現在何をしそして今後のやるべき内容も自分自身明確に把握している。
しかし、感じるままに行動する。
全く判断せずにそして分かろうとせずに。
ただひたすら体全身で感じ頭のみでの行動は慎む。
さすればいずれ腹の虫も引っ込むに違いないはずだ。
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それでは又です。
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2007.5.18by 博多の森と山ちゃん
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