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2007年04月28日

4月28日 久方ぶりの連休だ。!!



久しぶりの連休だ。
まだまだ俺は見習いの身分だが、正月休暇以来の連休に正直のところ
胸を撫で下ろしている。
そんなことを公言すれば我が町工場の職人の先輩方にこずかれるかも知れない。
しかし本当にきつかった。
正直なところある時期の果てしない忙しさに辟易していたのは決して嘘ではない。




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それは確か2月頃からだったと思う。
正月休暇が明け、立て続けに現場工事が続いた。
その頃は雪の舞い散るとても寒かった過去を思い出す。


そうだ。あれは専務が韓国出張から帰国してからだ。
毎日毎日図面を工場に立て続けに持ってくる。
次から次に図面を手に携え工場へ勇んで入り込む。
勢いよく素早くベテラン職人と図面内容の打合せを済まし次なる図面作成のため
事務所へ戻る。
何度も何度もその光景を目のあたりにする。
もちろん図面の枚数が増えるに連れ我が町工場は慌しくなる。

先輩職人から図面をばらした指図を手に取りその内容の基づき行動する。
その指示図は次から次へと積み上がる。
素早く終わらせない事にはその枚数は増える一方だ。

最も若い俺は主に鋼材の切断、穴明けそして塗装の仕事をこなす。
ただ鋼材を切ると言っても数ミリの手違いでもベテラン先輩に厳しく指摘される。

穴明けピッチ、ペンキの塗り方。
どれ一つとっても決して手抜きはできない。
そんなことしようものなら即座に叱責される。

正直仕事はきつい。
精神的にも肉体的にも。
それでも町工場では何故か仕事をやろうと言う気にさせられる。
何故だろうか。

定時に仕事を終わったとしても疲れるのだが、確か2月頃から残業の日々が開始された。
そして時の経過と共に残業の時間は長くなる一方だ。

きつかった。そして辛かった。
決して楽ではなかった。
連日遅くまでの残業。
しかし、ベテランの先輩方は何の文句も言わず一心に働く。
愚痴を言うのを決して聞かない。
それは若い俺に対してだけは言わないだけかも知れないが。

連日の残業だけで辛くそしてきつい上に何と休日まで返上して働く週が何週かあった。
正直俺は辞めようかなとも思った。
何故こんなにつらい目に遭わなければならないのか。
何故休み返上できつい仕事をこなさねばならないのか。
自問自答を繰り返したのは1度や2度ではない。

「もう辞めたい。こんな町工場辞めてやる。」
思い悩んだ時期も正直あった。

しかし、実行しなかった。
それは決して俺一人で働いているのではなく我が町工場皆不平不満一切なしに
黙々と仕事をこなしている。
それに我が町工場の社長など間もなく70歳になろうとしているのに工場に足を踏み入れ
グランダー掛けを一生懸命やっているではないか。
ベテラン先輩方は腰が痛い、腕が痛いとか言いながらも溶接作業をしているではないか。
皆、休憩時間もそこそこにひたすらものづくりに時間を費やす。

先輩職人皆、家族がある。
先ずは家族を養わねばならない。
それも理由の一つではあろう。

この町工場で作るものは毎回、毎回異なる。
全く同じものを製作することは殆どない。

それも動く物が殆どで実際動かしその状況をいちいち確かめその上で初めて出荷する。
出荷するだけではなく現地で組立、据付そして試運転と仕事の内容が幅広い。
その上修理もこなす。

実のところまだまだ若い俺にとって毎日毎日が勉強だ。
覚えねばならないことばかりだ。

毎朝のミーティング。
先ず専務が議事進行を行い皆に発言を求める。
俺はめったには発言はしない。
いや、発言できない。
それは若いという理由ではなくまだまだ内容が把握できないからだ。
俺にはわからない技術的な内容がいつも議論される。
社長の発言だろうと皆平気で反論する。

そうだ。
そのミーティングの場から生まれたのがラジオ体操。
ラジオ体操は始業前の時間に行われるが誰一人休む者はいない。
それは皆で決めた結論だからだろうか。


そして専務が日頃いつも言う。
「この製品は世界のどこ探してもないとぜ~。」と。

我が町工場の職人は皆その言葉にいつも頷きながら仕事を進める。
しかし、それは本当だろうか。
我が町工場で作っているものは他では見れないものばかりだろうか。
俺は最近気づいた
それはある意味正解で、ある意味間違いなのだろう。

確かに最近又しても特許を出願したと耳にしている。
それは決してどこ探しても他にない製品だろう。
しかし、専務が言いたかったのは我が町工場皆で精魂込めて作った製品は
どこ探しても決して同じ物がないという意味なのだろう。
私はそう勝手に解釈している。

だからこそ皆文句一つ言わずものづくりに尽くしているに違いない。

確かに仕事は辛い。そしてきつい。
それこそ3K職場だ。
しかしながら何故か職場は明るい。
笑いがある。
何故だろうか。

もちろん俺は叱られる。
社長もしょっちゅう先輩方を怒り散らかしている。

それでも皆には笑顔がある。
何故だろうか。
そして製品が完成した際はやはり皆笑顔だ。
その笑顔の理由は俺にはまだまだ判らない。
いずれ分かる時が来るだろうか。
それが分かる時が来るまで俺はこの町工場はやめられない気がする。
ただ気がするだけだが。

しかし、新コンベア式乾燥機。
完成して本当によかった。
その喜びは連日の残業から開放された以上にその製品が完成した喜びの方が
大きかったのは果たして俺だけだろうか。

この新しいコンベア式乾燥機も特許出願と聞いている。
そうなると専務が日頃口にするどこにもない製品であることは名実共に本当だ。

どしどし売れてどしどし作ることができれば又喜びを味わえるのだろうか。
そうなるとこの町工場を辞める日が遠のくばかりだ。。。。






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それでは又です。




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読破中。
「相対性理論」アインシュタイン著 内山龍雄訳・解説
連休中は物理の本を中心に。読破を。




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2007.4.28by 博多の森と山ちゃん




2007年04月22日

4月22日 静かなる休日。



そこはかとない心痛を思い浮かべなにがしらかの儚き夢物語を想像したくなる。
静かなる空間を存分に味わいそして優雅なる時の流れを慈しむ。
更なる彼方から響きうる至極なる心の呻きにしばし心を沈める。





人間可視空間である3次元のみではなく果てしなく拡大される暗黒である時空を彷徨う。
遥かなる大いなる叫びを彼方へと放つのではなく、ただひたすら自分自己個人に問い掛ける。

静かなる寛げる時空。
それを、至極味わえるのはやはり日頃の活動を休止し得るその時でしかない。
しかしながら何一つ活動しない事は決してその本人に安らぎを与えているかは疑問符がつく。
なにがしらの体の動きそして心の動き。
その静かなる動きを自分自身で感じ入る時こそが静かでそして慈しめる時間であろう。

時間がありそして空間がある。
時間は流れそして空間は一瞬たりとも同じである事はない。
一瞬一瞬が時空でありそして常に変化している。
その変幻自在である時空を如何にして自分の思い通りに操ろうか。
あるいは時空を全て自分で制御しようなどと大いなる慢心たる驕った想定はいずれかは
自分の元へ跳ね返ってくる。
そのわがままはついぞその人物を否定への道へと誘う。

時空は常に正直で素直だ。
人間のその一瞬一瞬の行動、仕草をそのまま何の変化なしに表現している。
心の動きまでもを即座に時空は堂々とそして何もかも露わに可視空間へ導き出す。

何の欲求もなくただひたすら今現在の時空を可能な限りの自分自身の体全体で
感じ入る。
ただひたすら感じるだけだ。
五臓六腑そして五感。一個人が今と言う一瞬を感じる為にひたすら力を注ぐ。

常に時に流されそして空間を漂う。
時空に浸りそして常に感じ入る。



ただ頼まれた事をこなすだけですばい。






それでは又です。




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読破。
「量子力学と私」朝永振一郎著、江沢洋編。
ノーベル物理学賞受賞者。
日本における量子力学の先駆者でもある。
あの中間子の湯川氏と同世代。
この本では量子力学そのものの考え方の解説。
そして物理の考え方の一つであるウェーウ”ィクルの説明もある。
場、ローレンツ変換、素粒子のスピン等より。

読破中。
「幻世の祈り 家族狩り 第一部」天道荒太著


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2007.4.22by 博多の森と山ちゃん



2007年04月15日

4月15日 力。



休日の静けさを十二分に味わい仕事を進める。
会社の事務所には我以外存在せぬ立場を大いに利用し、パソコンからの音楽で
二つの耳の聴覚を思い存分刺激する。
それにより襲い掛かる眠気を追い払うと共に図面描きの進捗の速度を早める。





この事務所でただ一人仕事する自分にとって休日のこの静けさは不気味とも感じ入る。
その不気味さはいずれ恐怖そして恐れへと変貌を遂げるのか。
私自身の心境はこの先如何なる心の動きへと変化するのであろうか。

それは今現在没頭している仕事に付帯する事実ではなく、帰宅後のいずれ襲い掛かるであろう
真実を頭に思い浮かべている。
それは、日頃の習慣、慣習により脳裏に焼き付けられた事実でありそれこそが真実であるに
疑う余地など一切ない。

それは帰宅後に起こりうる事実でありそして結果でもある。
つまり帰宅後だ。
自宅マンションの玄関扉を開け我が家へと足を踏み入れた瞬間から。
我が家へ体が入ったその時間より。

怖い。そして恐ろしい。

それは毎日怯えながら暮らしているのかも知れない。
毎日常に恐れを抱きながら日常を過ごしているのかも知れない。

もちろんそれには原因がある。理由がある。
それは容赦なく自分自身の我が身へと襲い掛かる。
怖い。そして考えるだけでもやはり恐ろしい。

既にアレルギーであるのは自分自身自覚している。
私は常日頃それこそが力の論理であると真摯に受け止めそしてその事実を身を持って
証明している。

それはその人物の口から発せられる言葉だけではない。
その人物から感じ取れる燃えるような怒りだ。
その雰囲気を家中充満させ、そして否応なしにその人物に従わせようとする。
それこそが怒りのエネルギーであり、その力はいつも私のイニシャルな○な体では
耐え切れない。

常にその人物の言いなりだ。
反抗などしようものならその人物は言葉だけではなく素早く行動に出る。
その反応は素早くそして即座に行動を開始する。

叩かれる。痛い。
それこそがDVだと私は主張するのだがもちろん聞く耳などもたない。
全くの無抵抗な私に対しその怒りを何と叩くという暴力行為に力を注ぐ。
やはり痛い。

これは社会的立場は関係ない。
しかし一方的な力の論理による行動の一つの例だと私自身は主張したい。
毎日私に対しこれら恐怖を植えつけているのは一体誰であるかは。
書けない。
もちろん書けない。
書こうものなら。
如何なる結果になるか。
想像するだけでも総毛立つ。

書き示した我が核家族のある事実は力という言葉の一部分を指し示していると思われる。



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昨日の日経新聞、夕刊のコラムに力についてを司法の視点で書かれてあった。
要約する。


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「対決と和解」 元検事総長 原田明夫


人の営みがある処(ところ)、家庭内から国家間まで利害対立や紛争の種は尽きない。
これを解決する一番手っ取り早い手段は力の論理である。この場合「力」とは暴力のみ
ならず、金力、権力、影響力等人の判断を支配するあらゆる強制力をいう。
実際に力の対立が起こるのは、当事者の力が均衡しているか、弱い側が判断を
誤るか、または自暴自棄になる場合であり、それ以外は強い方が勝ってその目的を遂げる。


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この対極にあるのが裁判など司法手続きによる紛争解決手段である。
この場合「法の支配」の原則に訴えて、弱い側も相手の要求を拒否し、正義と公正を求めて
司法機関の裁決に期待できる。しかし、全ての紛争解決にこのような司法的手段が
使われるように制度設計することは余りに社会的コストがかかり、現実的ではない。
そこで、どんな社会でも、当事者同士が話し合いによって解決を模索する交渉、仲裁や
調停による和解の和解のための努力がなされている。


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多様な社会として形作られた米国では何事も裁判に持ち込まれることが多く、
逆に我が国ではできるだけ話し合いで解決することが上策とされたきた。
不思議なことに、「対決より穏やかな和解的手法」を求める動きが強まる反面、
我が国では、「和」を求めるあまり正義の視点が退きかねないとの反省から、
司法的解決がより強く求められるようになってきた。
このような観点が司法制度改革の底流にあるのであり、迅速・的確な司法的判断の
実現とそれを範例とした和解の努力が求められている。




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これで終わりだ。
皆さんは如何思われるであろう。
私は即座に頷ける部分があった。
それは極身近な事実があるのでありそして身を持って力の論理を体験しているからだ。


力にはどうしても恐怖が付き纏う。
その恐れの為に否応なしに従わざるを得ない場合が多々ある。


力の強制力の一つの例に「いじめ」がある。
それは特に開かれていない誰しもが知らされない閉ざされた場所、処で起こりやすい。


他人にその事実を訴えようがない。
助けを求める人物がいない。
もしそれが自分自身に降りかかったとすれば。
その恐怖に苛まれる事になれば。

更なる恐怖を恐れ、その事実を知らしめることができないとすれば。
いわゆるその事実を他人へと告げることによる更なる力の強制を怖がる。


やはり私は力の論理を打破する一歩は世間への知らしめであろうと自負している。
その事実が知られない事にはその解決の第一歩が踏み出せない。



大人の世界で最も露わなのもはやはり社会的立場による力の強制であろう。
その事実に相手の会社、人物を拒否すれば受注減、、失注、解雇などの恐怖が降りかかる。
その恐怖にいかに対応すべきか。
仕事がなければ当然飯が食えない。
生活ができない。


その現状をいかに打破するか。
愚痴、不平不満そして傷の嘗め合いは決して解決してくれない。





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さて、我が家庭で日頃身近に体験している事実は果たして力の強制による
力の論理の最たる現実であろうか。


その人物に対して面等向かって言えないとするとやはり閉じられた世界での出来事になる。
その論理からするとやはりそうなる。

このブログで事実を公開するする事はやはり開放そして解放の第一歩であるが。
しかし、それは何の解決にもならない。
それだけその人物の力はかなり強大なものであるという証明でもある。


先ず力の論理による強制を受けているという事実を自分なりに把握し客観視する。
他人の意見を聞くのも一つの手だ。
そして解決方法を見出しそして行動する。
何事においても不平、不満そして愚痴を言い放つだけでは俗に言う傷を嘗め合う慰め程度であろう。
その次が大切のはずだ。


我が町工場でもそうだ。
困難な事にぶつかると頭がパニックになりその先如何なる行動に出るべきか考える事すら
拒否することがある。
その事実をただ他人へ報告するなら誰にでもできる。
その困難の先を考え提案しそして議論になれば素晴らしい結論が待ち構えているはずだ。


ものづくりに最も大切な科学的議論。
それすらもいとも簡単にないがしろにしてしまう力の強制力。

やはり力は怖い。
常に恐怖が付き纏う。

皆さんは力に対して従順ですか。
それとも。。。。。


今回も結論がないのが結論だ。




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それでは又です。




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2007.4.15by 博多の森と山ちゃん




2007年04月14日

4月14日 思考錯乱いや試行錯誤。



一段落とは決して言えない。
ある処理物では既に乾燥は成功してはいる。
しかしながら今だ全ての要求を満たす迄には至っていない。







この連続式コンベア式乾燥機には様々な技術が網羅されている。

1.スチールベルトコンベアに対する技術力
  特に高熱に対するベルトの歪み。
  又そのため当然起こりうる温度変化に伴うそれぞれの温度でのコンベアベルトの蛇行の対策。

2.蒸気に対する技術
  特にトラップのやり方。
  ウオーターハンマー対策。

3.攪拌しながらの投入

4.乾燥前の処理物の絞り

5.乾燥搬送中の処理物の攪拌

様々な分野の方々から情報を集めそしてアドバイスを頂く。
それは同じ分野でも違った意見が耳にできる。

それを我が町工場での毎朝のミーティングで披露しそして議論を重ねる。
決して感情的にならず、ついぞ素晴らしきアイデアを生み出すために。

誰しもが生身の人間だ。
発言した内容を否定されるとどうしてもその人物まで否定されたかの如く受け取る。
ついぞ感情的になり怒り出す場合もある。

しかし、そんなことは気にせず又気にならない。
うんうんと頷きながらも話を進めていく。
次第に、その怒りの感情は冷めそして冷静さを取り戻す。

毎朝の議論においてその日の行動をある程度決め、そして仕事のスピードアップを図る。

自分自身のやるべきことが頭の中に刻み込まれていればその行動はおのずと早くなり
そして事故、怪我からその人物を救うことになるに違いない。

科学的議論こそが技術進歩の源泉なはずだ。

それには社会的地位、金持ち、上司、貧乏そして年齢は一切関係がない。

その議論に最も大切な要素は、現場でその機械装置自身が発している切ない声だ。
その知識はもちろん文献であったり、ある人物からの言葉から存分に吸収する。
様々な声、そして知識を総動員して今回であれば乾燥機そのものへ問いかける。
その上、ひたすら政治的議論を否定し科学的議論を繰り返す。
もちろん、議論だけでは何もならない。
その議論の行く末は行動だ。
実際試す。改良する。
試行錯誤の連続だ。

毎朝の我が町工場の議論での結論はその機械装置がうまく稼動してようやく結論が
出た事になる。

今回の乾燥機の技術に欠けていたものはそれは風の力のようだ。
それは強制的な吸う風のようだ。
攪拌を起こしそして風の力を利用する。
第6番目の技術力だ。


これからもちろん試す。
如何なる事になるかは紙面の数字では分かるはずもない。


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しかし、昨日までにこの乾燥機の試運転状況の見学に何人の方が来られたであろう。
何十人と言う方が忙しい中わざわざ足を運んで頂いた。
もちろん社会的地位の高い方もおられた。
遠くは海外隣の国から。
九州はもちろん北陸そして関東からも。

この乾燥機。
実は来週活躍の場を他へ移す。
我が町工場では思う存分試運転を行えない。
近隣にはマンションが立ち並ぶ。
確かに交通の便はとても良いのだが。

と言うのも近隣からの苦情が絶えない。
特に臭気。汚泥は匂うものだ。

この臭気。最近我が社のお客様からも臭い対策についての問い合わせが多い。
しかしこの臭気の問題の回答は既に揃えている。

それはこの乾燥機の共同開発者の方がいとも簡単に解決できる技術をお持ちだ。
様々な環境の分野で既に大きな実績を掲げられている。

この乾燥機に伴う前処理。そして後処理。
その一部が臭気対策そして水処理だ。
いずれもこの方の技術力があれば怖いものなしだ。

又これらの対策が十二分に対応できるからこそ乾燥機の存在価値は高まる。

熱源は蒸気のみ。そして連続式の乾燥機。
これからも完璧を目指し思考錯乱いや試行錯誤の日々は続くとです。


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明日ももちろん仕事。
次の休日がいつになるかは定かではない。

私はのたまわれる。
「たまには休まないと体に毒よ~ん。」
「遊ばないと人生楽しくないでっしょ~ん。」
「病気になり倒れると他人に迷惑掛けるわよ~ん。」

私はそれらの発言は一切否定しない。
もちろん十二分に頷ける内容だ。
そしてたいへん有り難く感謝している。

しかし、私は「休まず仕事を続けるわよ~ん。この身がこの世にある限り。」

何故だろう。
何故休まず真面目に働くのか。
その答えは結論がないのが結論ですばい。




それでは股いや又です。




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2007.4.14by 博多の森と山ちゃん




2007年04月13日

4月13日 素粒子???



物とは一体何か。
その答えは解明されているのか。
教えて頂きたい。




物は原子からできていると言われる。
その原子は素粒子の集まりだ。
その素粒子の一部は電子、陽子、中性子、中間子などが特に知られている。
素粒子が人間の目に見えるかとなるともちろん見えないものが殆どだ。
それでも不可視である素粒子の存在を何とか解明しようとする。

素粒子には温度がなくそして色もない。

しかし、米の粒などの可視できる粒には色がありそして確かに粒である。

量子と言う考えがある。
既に数式で証明されている。
収束、場等に基づき運動の科学である力学での量子力学では素粒子は
一体何であるかも数式で表現できる。
有名な電子は粒でありそして波である。
一定の場所には存在しない。

相対性理論ももちろん存在する。
これには時間が考慮に入れられそして次元すらも数式で表される。

物を追求すると3次元では既に解明できず11次元の世界に存在するとも言われる。

量子の考えには様々あり物は常に対称性があり、全く同じ物が多次元で存在し、
それが時間とあいまってそこに存在したり又なかったりと言う事にもなるらしい。

最も新しい考えは超ひも理論であるがその根本にも対称性と言うのは
基本であるようだ。
常に振動しているのであり、常に一定の場所そして時間に同じものは存在せず
決して架空でない多次元で存在している。

物とは一体何であるのか。
それは今だ解明されておらずもちろん既に人間の目でも緻密な顕微鏡を使用しようが
見えないものの正体を暴くに忙しいのだ。


科学の力つまり人間の力で解明されていないのはもちろん物が一体何であるか
だけではない。
身の回りには今だ未知なる世界がありふれている。

何事も実のところ結論がないのが結論であり、そのため先なる結論を求めるのに
日頃忙しい。

実際のところ人間の存在は文学的表現を使えば曖昧そして朦朧としており
いずれ死と言うこの世から消え去る日本的表現である儚いものであろう。

しかし、人間も物には違いない。
最も正しい生き方が自分以外の物つまり他人に尽くすとするなら、儚く曖昧な物が
自分以外の儚く曖昧な物の為に行動するという事になる。

物と言うものが今だ解明されていないにもかかわらず何故その物に対して
尽くそうとするのであろう。
それは果たして科学の目で見極めることができるのであろうか。

人は様々な考えを起こしそして行動する。
物が考えを起こしそして動きそして人間と言うものの為に働く。

曖昧で儚くいずれは消えさる物が、決して多次元で存在しているかもしれない対称性の
ある自分と言うものではなく、自分以外の曖昧模糊たる他人と言うものの為に力を注ぐ。
時間そして空間が常に存在しそして流れているにも係わらず。
いや、その流れさえも忘れ没頭する。

これからも常にひも状なる素粒子である常に振動しているもう一人の多次元に存在する
自分と言う曖昧な物を常に儚くそしてつたなく他人に対して尽くして生きていこう。

それが最近のぼんやりとした夢心地な結論だ。

お陰さまで共同開発たる熱源蒸気のみの連続式乾燥機。
場所を移しいよいよ新たなる展開が始まるとです。

常に曖昧模糊たる内容をさらに追求し終わりのない時空の旅を続けるのみですばい。








それでは又です。




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2007.4.13by 博多の森と山ちゃん



2007年04月07日

4月7日 うまく行かないが始まり。



なかなかうまく行かない。
試行錯誤を繰り返すがなかなか打破できない。
それでも諦めずあらゆる方法を試す。
当たり前だ。
それこそが生きている証だ。






敢然と立ちはだかる大きな壁。
だから何だと言うのだ。
決して一人で悩まずあらゆる人に相談する。
そして議論を重ねる。
年齢など関係ない。
目上、社会的地位が何だと言うのだ。
自分が最も良いと思う内容を口角泡飛ばし発言する。
しかし、決して感情的にはならない。
議論の先には必ずしや素晴らしき結論が待ち構えているのが既に分かっている。
確かに結論が出ない場合もある。
しかしながら時は流れる。
常に時間は粉骨砕身この世に身を捧げる人物の味方だ。
いずれはその人物を光り輝く世界へと導く。


そりゃあ生きて行くことは辛い。
決して楽ではなく苦労を重ねるのみだ。
喜びを味わう時間などほんの僅かだ。
苦しむ。そしてもがく。
それこそが人生だ。
楽しいひと時など僅かな時の間を味わえれば本望だ。


ひたすら苦しむ。
ひたすら思い悩む。
解決できなければ相談を持ちかけ議論を重ねる。
この世は決して一人では生きていない。
そして決して一人では生きてはいけない。
決して感情的にならず議論を重ねそして試す。
失敗しても良いではないか。
うまくいかなくても良いではないか。
これからも思い存分思い悩むもがきそして苦労を重ねることができる。
こんな素晴らしい人生などあるものか。


頭は重くそして手足は常に何かに縛られたかのごとく自由が利かない。
そして体全身には常に倦怠感が漂う。
それが常に日常化しているのは当たり前だ。
しかし、決してそれを人前には出さない。
常に元気で笑顔でいる。
それが普通であり決して特別ではない。
常に大きく重たいものを背負いそして歩く速度も決して速くはない。
歩けなければ這い蹲っても良い。
体中傷だらけでも、衣服は破れていても常に顔の表情は爽やかだ。


ひたすら前へと進みそしてもがき苦しむ。
きつい。そして辛い。
しかしながら。。。。






お陰さまである方との共同開発である乾燥機。
ある程度成功だ。
試運転を繰り返し、この乾燥機のみで良い処理物と他に対策が必要な処理物も
既に判明した。
熱源蒸気のみで連続式。
そして低価。
世界どこも探してもない製品。
そして決して公表はしない製品。
宣伝しなくても売れる機械。
既にこの世に存在している。




やはり周りの皆の苦心惨憺そして議論の結果がある結論を導いたと言う事実が
今現在、目の前にありありと出現している。
そして、次なる手段を施せばこの機械で処理できないものは存在しない事になる。
あらゆる物がこの機械で処理可能となる。




つまり、苦労をいくら重ねてもうまくいかないのが始まりなのが当たり前なのだ。
だから何だと言うのだろう。
自分でも疑問だ。
この疑問はいつしか解決できるのであろうか。
もちろん大丈夫だ。
それは時は常に流れているのだから。








それでは又です。




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読破中。
「量子力学と私」朝永振一郎著、江沢洋編。


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 皆様いつもお世話になり有難うございます。
 既に散発に行けた。そして正月休暇以来久方ぶりの明日は休日ブログあるはず。
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2007.4.7by 博多の森と山ちゃん