マイナスイオンと陰イオン。そして気化熱利用(2)
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純粋な水は決して電気は通さない。
しかし、水に濡れた手で電気機器やコードを触ってびりっと感電した経験は
皆さんもあるはずだ。
これは人間の汗などに含まれている帯電した成分が溶け込んでいるからだ。
つまりイオン化されたものがされた成分が溶け込んでいる。
又、電気を通す水溶液を電解質と言い、この溶液の中にはたくさんのイオンが浮遊している。
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これも水です。
そして私がおるとです。
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マイナスイオン効果とは私個人的には正直納得できない。
しかしながら、実際仕事の案件として進めておりそして実際に実証されているある事実が
ある。
それは「打ち水」効果。
つまり気化熱を利用した冷却機構だ。
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この案件については今ブログでも紹介させて頂いた。
詳しくは2006.8.19「私共でやらさせて頂いている内容が。。。。」をご覧下さい。
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そして、驚くべき事にこの気化熱を利用した霧の冷房について又しても新聞に掲載されていた。
それは日刊工業新聞2006.9.1発行の最終面。
今内容はヒートアイランドの冷却の為に打ち水効果つまり気化熱を利用するというもの。
人工的にドライミスト状の霧を発生させその霧が蒸発する際、周りの温度を奪うつまり気化熱を
利用した自然の冷却方法だ。
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私は知らなかった。
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事実。2005年の「愛知万博」で採用されそして脚光を浴びているらしいのだ。
そして既にこの設備を開発し販売展開されているという。
我が社はお客様の要望によりあるメーカーと共同で試行錯誤をやっている。
先ずは霧に重点を置き少々違う用途での使用方法だが。
いずれにしてもこの霧の発生に必要なのが「ドライミスト」。
このドライミストをいかに発生させそしてその用途にいかに適合させるか。
それがこの案件の成功の鍵を握っている。
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しかし、驚いた。
お客様の発想により始まったこの霧、ドライミスト。
これが気化熱に結びつき。
ひいては既にこの世で脚光を浴びているとは。
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ちょいと説明を。
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先ず「ドライミスト」とは。
平均粒径4マイクロ(マイクロは百万分の一)メートルの微細な水の粒子。
粒子が微細なため人間には濡れた感触がないとです。
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そして「気化熱」。
気化熱とは液体の物質が気体になるときに周囲から奪う熱。
液体が蒸発するためには熱が必要だ。
その熱は液体が接しているものから奪って蒸発するとです。
身近な例として風呂上りに体が濡れたままでいると寒さを感じる。
この寒さは一体何ものか。
これも気化熱発生の一つでして。
体が濡れていると、体の表面の水が蒸発する際に体の体温の熱を奪うから寒さを
感じるとですたい。
あながち風呂上りに「早く体を拭かないと風邪をひくわよ」と言う言葉は嘘ではなかとです。
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「打ち水」と「冷蔵庫」
この二つはいずれも気化熱が利用されたものでして。
打ち水とは皆さんご存知の通り、夏の暑い日に庭などに水をまくと涼しく感じる。
それは撒いた水が周りの地面やアスファルトの熱を奪って蒸発するからですばい。
そして冷蔵庫。
これについては簡単に書くとです。
冷媒(今で言う代替フロン)を冷却器で液体を気体へ変える。
この変化に伴う気化熱で冷やしている。
そしてその気体をコンプレッサーつまり圧縮機で圧縮し液体へ変化させる。
その変化させられた液体が再び冷却器で気体へ変化させられる。
ご存知の通りでして。
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大気を圧縮させると温度が上がりそして水が発生するとです。
断熱圧縮。そして先日今ブログで説明した断熱膨張へと繋がるとです。
断熱圧縮により火を発生つまり発火させる事が可能でこの圧縮は実際エンジンへ
応用されとるとです。
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間違い等があれば是非ご指摘を。
ご質問があればお気軽に。
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しかし、このドライミスト、霧による気化熱利用。
環境には何も悪影響を与えない。
そしてマイナスイオンのように何も科学的根拠がないものではない。
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そうなると、今後も我が社は仕事の一環として是非ともアピールできる内容のようでして。
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ひたすらお客様には感謝する次第です。
いつも有難う御座います。
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我が九州は福岡、博多の町工場の様子です。
今現在は「長い」がテーマです。
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さあっ。トラックは積み込み現場へ出発です。
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しかし、世間では本日は日曜日。鳩。。。。。
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図太い柱四本が日本の国技を支えます。
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そして花。。。。。
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喧騒とした都会の緑の陰と垣間見れる真っ青な空。。。。
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そして、人間の営みに必ず必要な水。。。。。
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それでは又です。
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旧ブログ「もう悩みません。コンベア・産業機械」
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ベルトコンベア式汚泥乾燥機
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コンベア、産業機械機器について詳しく書いている
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皆様たいへんお世話になり有難う御座います。
9月最初の日曜日。
まだまだ残暑厳しいですが、皆様如何お過ごしですか。ブログあるはず。
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2006.9.3by 博多の森と山ちゃん
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追伸
備忘録として
最近読破した本。
「峠」上、中、下巻 司馬遼太郎著
「椿姫」浅田次郎著
両書同じ小説に入るが文章の書き方について多大なる差異があるとです。
「目に見えないもの」湯川秀樹著
「鏡の中の物理学」朝永振一郎著
両者ともノーベル賞受賞者ですが、物理学者の文章はとても静かで落ち着きがあるように
思えるのは私だけでしょうか。
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