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2006年08月24日

圧力鍋と蒸気圧。。。


圧力鍋を使用すると早く料理ができるらしい。
私は調理なるののを全くしない性質なので他からの情報でしかわからない。
しかし、一般的な圧力鍋に対する認識はやはり早く調理ができる。
それには嘘偽りはないと思われるのだが。







皆様もローラーの上で転がってみませんか。






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それではローラーの上で転がった後には。
やはり今日の題目にある圧力鍋について。

では何故、圧力鍋を使用すると早く調理ができるのか。

通常鍋に水を入れ蓋をし加熱すると100℃で沸騰し蓋を持ち上げふきこぼれる。
ところが圧力鍋は蓋ががっちりと固定され密閉されているため蒸気が外へ逃げられない。
そのため当然蒸気は鍋の中の水へ押し戻される。
その上鍋は加熱される。
そうなるとどういう状態になるか。

鍋の中は次第に気圧が高くなっていく。
鍋の中の気圧がどんどん高まっていくのだ。

気圧が高まると実は水の沸点は上がる。

逆のパターンが高い山では水が100℃の手前で沸騰する。
皆様もご存知の通りでして。

沸点が高まれば水の温度は100℃以上にもなる。
高まれば高まるほど水は100℃以上の温度でも沸騰せず水のままでいる。

そのため鍋の中は100℃以上の温度で温めることができ、そのため早く調理ができるという
訳だ。
ところがその気圧は密閉された状態であれば果てしなく上がっていく。
そうなるとついには危険な状態となる爆発する事になる。

そのため圧力鍋には必ず安全弁がついている。
その安全弁はある圧力がかかると弁が開き蒸気を逃がす仕組みになっている。
圧力鍋はこの安全弁のお陰である一定の気圧を保つことができる。

しかし、この安全弁に詰まり等何らかの不具合があった場合はとても危険だ。
我が社も経験あるだけに声を大にして言える。爆発ではないが。
そしてもちろん圧力鍋での経験ではないが。


この水が沸騰した水蒸気。

この蒸気には圧力がありその力をエネルギーへ変換させた機関がある。
古くは蒸気機関車。

そして羽根車を蒸気の力で回すタービン。
これは蒸気の力で往復運動させるレシプロとは区別される。

又蒸気には種類があり、湿り蒸気、飽和蒸気そして過熱蒸気。
専らタービンは最も力がある過熱蒸気を使用している。





そして本日、我が九州は福岡、博多の町工場での写真を少々。




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それでは又です。





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 皆様たいへんお世話になり有難う御座います。
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2006.8.24by 博多の森と山ちゃん