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2006年08月31日

断熱膨張と白い煙(2)


今日の日付は既に8月31日だ。8月の最後の日。
俗に言う夏休み最後の日。

私は息つく暇も。。。。。。。。。。ある。

ところで、本日のエントリーは前回の続きだ。
しかし、既に前回の内容など忘却の彼方に散り去ったに違いない。
しかしながら、復習しながら今回の内容をエントリーするほどの時間の余裕はない。

前回よりの続きものとして、もし読んで頂けるのであれば私個人としてはたいへんな喜びであり
そして大変なる名誉であると言える。
もし、その行為を全うして頂けるのであれば前回内容を読んで頂いた後に、
今回内容へと進んでいただければ私自身多大なる幸福の感傷に浸ることが
できるので御座居ます。







最近出荷した光り輝くスクリューの羽根のみ製作です。いつも有難う御座います。
どしどしお引き合い下さい。スクリュー羽根も続きもので製作いたします。
スクリュー羽根についてはこちらをクリックされて下さい。




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それでは先ず断熱膨張について。

一般に気体が膨らむつまり膨張するためにはエネルギーが必要だ。
もしその気体の圧力が一定ならば体積と温度は比例関係にある。
これはボイル・シャルルの法則だ。

決してボインは颯爽との法則ではないのは書くまでもない。

ここで書きたいのは他でもない。
例えば、熱エネルギーを気体に加えると体積は膨張しそして温度も上がる。


ところがだ。

水蒸気を含んだ空気が地上付近で暖められると軽くなり上昇する。
この空気の塊が上昇するに従い、圧力が下がる。
つまり大気は高いところへ上がれば上がるほど気圧は低くなる。

そうなるとこの空気塊は膨らむつまり膨張する。
これは決して空気塊へは外部から熱エネルギーが加えられた訳でもないのに
勝手に膨張している。

これを断熱膨張というとです。

空気塊が断熱膨張するということは、周りの大気に対して押し込むというエネルギーを
使うことになる。
外部からのエネルギーは全くない状態のためそのもの自体がエネルギーを使うしかない。

そうなると空気塊が断熱膨張すると温度が下がる。
つまり気体が断熱膨張すると強制的に冷やしたわけでもなく温度が下がる。

この逆の言葉に断熱圧縮がある。
断熱状態で気体を圧縮すると暖めたわけでもないのに温度が上がる。


断熱膨張に戻り雲の発生について書く。
地面の放射熱で熱された空気が軽くなり上昇する。
上昇するに従い気圧が低くなり断熱膨張を起す。
その結果空気の温度は下がり空気が含んでいる水蒸気が冷えて水滴となる。
それが高いところでの雲だ。

そして霧。
これが最も白い煙つまり白煙と近いと言われている。

霧は地表近くで発生する。


---------------


次の内容間違いがあるようです。2006.9.1追記。

「地面や海面の冷やされた場所へ水蒸気を多量に含んだ暖かい空気が流れ込むと
霧が発生する。
これも断熱膨張であり、空気が含んでいる水蒸気が冷やされ水滴となっているわけだ。

高い山では霧が発生しやすい。
これは暖められた空気が山肌を這い上がり、山頂付近で冷やされるためだ。」


 ⇒⇒⇒

 この事例の霧の発生には断熱膨張との関連は認められない。
 暖かい空気が急激に冷やされることにより、空気の中の水蒸気が凝結し霧が発生する。
 
 雲と霧の区別は単に地上付近での水蒸気の凝結の浮遊が霧であり
 地上高く発生した浮遊が雲とされる。

 又、あくまでも霧、雲の発生の原因には上記記載の断熱膨張以外によるものもある。 
 今回はあくまでも断熱膨張での雲の発生について記載しているとです。

 これ以外にも問題点あればお気軽にご指摘下さい。
 
 政治的議論ではない、純粋なる科学的議論は内容の追求の発展に多大なる貢献を
 果たすものと私は信じとります。

 有難う御座います。


                               2006.9.1追記終わり


-------------------


以上までの説明が霧についてである。
果たしてご理解いただけたであろうか。

ボインは颯爽と、いやボイル・シャルルの法則についての詳細内容については
皆さんご存知の通りでして。
今回は詳細説明省きます。(決して逃げているわけでは。。。。)


日常見かける白い煙。
これは黒い煙とは区別され通常霧と同様なものと理解されているのとです。

白煙が液体の微粒子が浮かんでいるもの。
黒煙は固体それもスス、塵埃等が浮かんでいるもの。
と区別するとです。

そして環境汚染の最たるものにスモッグがある。
これは固体の微粒子の周りに水蒸気がくっついたつまり凝結したものだ。
煙つまりスモークと霧つまりフォッグの言葉の合成からスモッグといわれているのは
ご存知の通りでして。







----------------------------




話を変える。

我が社でこれから取り組もうとしている物件に排熱、廃熱を利用した機器がある。
投機筋にも影響されているであろうが、これだけ原油の値段が上がるとやはり熱源を
見直す必要がでてくる。

これは廃熱を利用した乾燥機で決してバーナーの火力を使用していない。
捨てる熱を利用して乾燥させる機器なのだ。

従来我が社でも廃熱利用のバッチ式の乾燥機は製作した経験がある。
これはお客様から多大なるご支援を頂き、完成させた製品だ。

今回はバッチ式とは異なる。連続式だ。

そこで今回気になっているのがこの廃熱の色。
果たしてどんな色か。
色によりどういった種類の廃熱はある程度理解できる事になる。

当然利用した廃熱は何らかの処理を施した上で大気へ出す。
決して環境に対して悪影響を与えるような製品はつくるわけにはいかない。


廃熱利用の乾燥機の引き合いは1件だけではない。
そして既に仮受注受けている物件が1件ある。

これから廃熱の有効活用についての話は当然活発になるのではと予想しているのであ~る。

そしてこれこそがエネルギー保存の法則そしてエントロピーの増大の法則に最ものっとった
製品であると私は思うのであ~る。




----------------





最近の九州は福岡、博多の我が町工場の様子です。



細い棒を高速回転で削る。ひたすら。。。

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厚い板の切断面が何色もの色に輝いておるとです。

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ゴリゴリとフライス盤でひたすら削り一体削り面は何色へ変化するのであろうか。

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製品の向こうにかすかに見える人影は一体。。。。


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我が町工場の若き職人です。力の限りの燃え盛るものづくり情熱が見えるとです。
その熱の煙の色は一体何色?


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それでは又です。





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2006.8.31by 博多の森と山ちゃん




2006年08月27日

断熱膨張と白い煙(1)



最近になり案件が次々と決まって行く。
又一段と慌しさが我が社を包む。
たいへん喜ばしいことだ。
有難う御座います。そして感謝しています。

これらの案件はもちろん受注製作品、一品料理品が殆どで設計から始める事になる。
そして製作。あるいは組立、据付。

その中の一つに私は、これから注目されるであろうと考えている製品がある。
それは私だけかも知れないのだが。。。。。









人工の光など必要としません。

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--------------

本日の題目にある煙について。

煙には大きく分けて白い煙と黒い煙がある。

先ず煙とは何ぞやという事になる。

通常、気体中に固体の微粒子が浮遊しているものと表現する。

しかし、不完全燃焼の結果における微粒子の浮遊として捉える場合が多い。
この不完全燃焼というのが厄介だ。

不完全燃焼とは物質が酸素が不足した状態で燃焼つまり燃える事だ。
これにより一酸化炭素と黒い煙、黒煙を出す。


ではここでてきた燃焼。燃えるとはどういうことか。
決して萌え~でないことは書くまでもない。

実は燃焼とは物質の化学反応であり発熱あるいは発光を伴う。
又燃焼には炎を伴う場合もあればそうでない場合もある。

萌えるいや燃えるという現象から爆発という言葉に発展させたくなる。
ではこの爆発とは。

爆発とは気体が急激に熱により膨張つまり体積が大きくなった現象のことを指す。


それでは岡本太郎氏の「芸術は爆発だ~っ!!」という輝かしい有名な言葉の本来の意味合いは
何であろう。
私は芸術という人間の目には決して見えない一つの情熱という熱が、急激に膨張するということだと
日頃思っている。
その急激に膨張した情熱があの天才的な作品を生み出したのだろう。

話がそれた。
先を急ぐ。

煙の定義とは通常黒い煙のことを指す。
それも決して環境には決してよくない空気中にスス、灰などの固体の微粒子が分散している
現象を指す。
例としてディーゼルエンジンの車の加速時の黒煙の排気などが当てはまる。
これは決してデーゼルエンジンの存在自体に疑問符をつけているのではないのであしからず。
このエンジンはCO2、二酸化炭素灰排出量が少ないので十分注目されている。
そして、熱効率もたいへん良いエンジンですたい。


では白い煙つまり白煙とは。
これは煙ではないのか。

しかし、実際白い煙も目にしたことがあるはずだ。
例えば蒸気の配管の出口。冷却塔の上など。

この白い煙の定義は私ははっきりとは理解できていないのだが。

この現象は液体の微粒子が空気中に浮遊している状態なのだ。
黒煙とは異なり浮遊粒子が固体ではなく液体だ。
そうなるとやはり煙とはいえないのであろうか。
しかし、この世には白煙という言葉は存在している。

ただ言えることは実はこの白煙。霧と同じような現象らしい。
高い山に立ち込めるあの霧と。


そしてこの霧が題目に掲げている断熱膨張と大きく係わっていく事になるのであ~る。



では断熱膨張とは。

本日は時間切れ。
次回に続くとです。私のみが注目している案件についても。

突然ですが、皆さんは予習されていますか。






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只今製作中の製品を少々。




この世にない製品はいよいよ不具合という暗闇から上って参りました。


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赤い情熱のバルブがこの製品の今後を左右する。
これぞ百恵ちゃん、友和さんの 「赤い運命」。かなり古かとです。すんまっせん。



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残暑厳しい折の木漏れ日の朝日のまぶしいばかりの輝き。

しかし、冥王星の運命やいかに。
これについてはアメリカ一国のごり押しという圧力に屈しなかったという結果には私は多大なる
場内いや宇宙内割れんばかりの賞賛の拍手を送るとです。


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それでは又です。





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2006.8.27by 博多の森と山ちゃん


 追伸
 昨日3人もの幼い子供の命を奪った飲酒運転での殺人事件は我が町福岡で起きました。
 もう悲しくて。悲しくて。
 幼い子供が死亡したあの橋は私も日頃車に我が子を乗せ、よく通る道で御座いまして。
 たいへん悲しい事実です。
 飲んだら乗るな。そして周りも飲んだら乗らないように断固として止めるべきです。
 飲酒運転による死亡事件これは殺人事件です。
 
 今回の事件。すぐそばで起きたこともあり。
 もう悲しくて。悲しくて。
 これからの輝ける未来を一瞬の内に。それも3人も。
 親御さんのことを思うと。
 
 カブト虫を取りに家族で出かけられた後の事件でして。 
 そしてそのカブト虫は元気です。

 もう悲しくて。悲しくて。

 飲酒運転は、殺人行為です。
 周りも是非止めないと。
 そうしないとこれからも飲酒運転殺人事件はなくならないのでは。

 もう悲しくて。悲しくて。

 心よりご冥福をお祈り致します。





 

2006年08月25日

電磁誘導とIH(電磁)調理器



電気と磁気の関係。
これは双子の関係であり切っても切り離せない。
電気があるところには磁気があり。
そして磁気があるところには電気があるといっても過言でもない。





しかし、この関係を説明するのは簡単にはいかない。
それは私が説明しようとしているからでもあるのだが。
まあっ。硬い事言わんどって下さいませ。


今回は身近な例から迫ってみようと思う。

先ず題目に掲げた電磁誘導。
一体これは何か。

簡単に書くと磁場の変化から電流が発生する現象だ。
何のことやら判らない。

先ず磁場とは。
磁石にはご存知の通り磁極N極とS極がありまして。
例えば鉄粉を棒磁石にばら撒くと鉄粉が棒磁石の両端つまり両極に集中しながら
縞模様を描く。

この縞模様を描く空間つまり磁力が発生している空間を磁場と呼ぶ。
これは目に見えない何らかの性質を帯びた空間だ。

実はこの磁場と同じように何らかの目に見えない性質を帯びた空間に電場がある。
これは磁極と同じように電気における空間である。
帯電つまり電荷を持った電子の流れが電流。
電流があるところには抵抗が存在する。
又、電流が流れるためには起電力つまり電圧が必要だ。

電気についてはやはり後日詳しく書かねば。


それでは電磁誘導。
今流行のIH(電磁)調理器から説明しよう。

調理器の内部には渦巻状のコイルがおいてある。
そのコイルに電流を流すと磁力が発生する。
その磁力が発生している調理器の上に金属製の鍋を置くとその鍋自体に
渦状の電流が発生する。

決してこの電流は鍋の中ではなくその金属自体に発生する。

電流とは電子の流れだ。
その電子が鍋という金属を通る際に摩擦熱が発生する。
その摩擦熱ジュール熱が料理している訳だ。

要するに鍋自体が発熱しその鍋の中を温めているのだ。


このような原理であるため電気を通さない土鍋等は使用できない。
又、摩擦熱、ジュール熱が発生しにくい素材にアルミ、銅がある。
しかし、最近は周波数を上げる事により使用可能らしい。

この電磁調理器は鍋、フライパン自体が発熱体のため熱効率が良いはずだ。
従来採用していたガスコンロ、あるいは電熱器よりも熱効率は優れている。

電熱器より当然電気代は安くつく。

やはりこの電磁誘導を利用したIH(電磁)調理器。
これからも広まることが予想されるのは書くまでもないであろう。


乾燥機に使用する蒸気。
これを過熱する方法にIHつまり電磁を利用した方法がある。
これを使用すれば確実に蒸気の温度は上がる。
しかし、難点がある。
価格だ。
電磁調理器と同様に世間に広まれば当然安価になるだろうと密かに期待しているのだが。


磁気と電気。
とても密接な関係がある。
又これを理解しない事には物理を理解した事にはならないと書いても決して大袈裟ではないはずだ。

これからも機会を捉えこの電磁の世界をある例を取りながら書いていきたい。

少しでもものづくり日本の手助けになれば。
科学立国日本。


--------------------


科学の土台はあくまでも、ものづくりにあると私は信じている。
ものづくりとは決して机上の理論だけでは存在しない。
実際自分の体を使い物に触れそして加工しそして組み立てる。
そのもの事体に自分の体を携えない事には決してものづくりとはいえないはずだ。

先ず物を見る。そして触れる。
人間の五感をふんだんに使用する。

それこそがものづくりあろう。

本日私は工場へ入りびたりであった。
実は今現在製作中のこの世にない製品の試運転を行ったのだが。
ところがなかなかうまくいかない。
動作確認するたびに不具合が見つかる。

もちろん図面作成は熟慮を重ねて書いている。
そして製作途中で不審な点あればもちろん手直しする。
それでも実際組み上げ動かしてみるとなかなか頭の中のイメージした通りの動きには
ならない。

そのためもちろん試行錯誤を重ねることになる。
実はこの試行錯誤こそが技術の源泉でありそしてものづくり技術の向上であると信じている。

我が社は九州は福岡、博多の小さな町工場。
いつも納期に追われる。そして首は一向に回らない。
それでも私どもはものづくりを絶え間なく続ける。
それもこの世にない製品のものづくりをひたすら目指して。

それこそがものづくりの源泉であり泉でありひいては科学というとてつもなく大きい2文字の存在を
日本国においてさらに大きくする為に。

ものづくりと科学。
その関係をさらに一層密なるものにするためものづくり情熱を持ち続けるとです。

皆さんは如何ですか。




それでは又です。





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2006.8.25by 博多の森と山ちゃん


2006年08月24日

圧力鍋と蒸気圧。。。


圧力鍋を使用すると早く料理ができるらしい。
私は調理なるののを全くしない性質なので他からの情報でしかわからない。
しかし、一般的な圧力鍋に対する認識はやはり早く調理ができる。
それには嘘偽りはないと思われるのだが。







皆様もローラーの上で転がってみませんか。






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それではローラーの上で転がった後には。
やはり今日の題目にある圧力鍋について。

では何故、圧力鍋を使用すると早く調理ができるのか。

通常鍋に水を入れ蓋をし加熱すると100℃で沸騰し蓋を持ち上げふきこぼれる。
ところが圧力鍋は蓋ががっちりと固定され密閉されているため蒸気が外へ逃げられない。
そのため当然蒸気は鍋の中の水へ押し戻される。
その上鍋は加熱される。
そうなるとどういう状態になるか。

鍋の中は次第に気圧が高くなっていく。
鍋の中の気圧がどんどん高まっていくのだ。

気圧が高まると実は水の沸点は上がる。

逆のパターンが高い山では水が100℃の手前で沸騰する。
皆様もご存知の通りでして。

沸点が高まれば水の温度は100℃以上にもなる。
高まれば高まるほど水は100℃以上の温度でも沸騰せず水のままでいる。

そのため鍋の中は100℃以上の温度で温めることができ、そのため早く調理ができるという
訳だ。
ところがその気圧は密閉された状態であれば果てしなく上がっていく。
そうなるとついには危険な状態となる爆発する事になる。

そのため圧力鍋には必ず安全弁がついている。
その安全弁はある圧力がかかると弁が開き蒸気を逃がす仕組みになっている。
圧力鍋はこの安全弁のお陰である一定の気圧を保つことができる。

しかし、この安全弁に詰まり等何らかの不具合があった場合はとても危険だ。
我が社も経験あるだけに声を大にして言える。爆発ではないが。
そしてもちろん圧力鍋での経験ではないが。


この水が沸騰した水蒸気。

この蒸気には圧力がありその力をエネルギーへ変換させた機関がある。
古くは蒸気機関車。

そして羽根車を蒸気の力で回すタービン。
これは蒸気の力で往復運動させるレシプロとは区別される。

又蒸気には種類があり、湿り蒸気、飽和蒸気そして過熱蒸気。
専らタービンは最も力がある過熱蒸気を使用している。





そして本日、我が九州は福岡、博多の町工場での写真を少々。




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それでは又です。





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2006.8.24by 博多の森と山ちゃん


2006年08月23日

ひたすら光を求めて。。。。。



もう既に我が町工場の近辺以外の案件が当たり前となっている。

外出先は車であれば高速道路それ以外には新幹線、飛行機を使用して向かう場合が多くなった。

そして弊社にもわざわざ遠方より来訪される。
昨日はわざわざ日本海側から。
そして本日は花の都、つまり我が町福岡とオリンピック開催地議論の土地から。

たいへん有り難く感謝しています。









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私はひたすら光を求めている。
ただひたすら。
だから。。。。。





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我が九州は福岡、博多の町工場の様子です。
ところ狭しとものづくり部品が並んでいます。
そしてこれら部品を組み立てればこの世にない製品の完成となり
私共が日頃求めているものづくりの情熱の光がまぶしく輝くのです。

そしてその光がお客様のお役に立てることになる事をひたすら祈って。。。。

最近引き合いの多い乾燥機。
それも排熱を利用しての乾燥を目指すと言うもの。
乾燥するのは確かに熱が必要だ。
最近、なるべく火を使用したくないとの要望が必ず出てくる。

そうなると、熱源は電気、蒸気、排熱。
それも引き合いは1件だけではない。

しかし、実際製作後、試してみないことには結局結論はでないのであろうか。
その場合いつも考えるのがそのリスク。
会社にとって最も必要なものは他社との差別化。
その差別化の為には必ずリスクという文字がついて回る。

そして差別化の先には光輝くと言う事実があるのは現実である事を又身にしみこませる
事になるのだろうか。
しかし、これはお客様の協力無しにはなしえないと言う一面もあるのではなかろうか。




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それでは又です。




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2006年08月20日

魚が水面でパクパクさせるのは一酸化中毒なのか。。。



本日の題名は一体何だ。
回答は始めから出ているではないか。
そもそもこんな題名を書くこと事体が世間を馬鹿にしているとしか思えない。
よくもまあこんな書けるよな~。

本日は日曜日。
わざわざこんなブログをアクセスして読む方などおられないはずだ。
盆休み明けの最初の日曜日。
ゆったり心を落ち着かせお休みのはずだ。

しかし、わざわざ読んで頂いているとすると。


すんまっせん。



光とピントが織り成す未完成なるアンバランス写真ヘの導き。
もう一歩も二歩も必要ですばい。


それでも。。。蜂です。。。。。






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先ず一酸化中毒について。
最近ある湯沸かし器メーカーが世間を騒がせておりますが。

炭素を中心とする物質を有機物という。
木、灯油、プロパンガスなど炭素を中心として他の原子、分子を含むものだ。

これら有機物を燃やすと二酸化炭素、水になりそれに伴い熱、光を出す。

有機物+酸素 O2 ⇒ 二酸化炭素 CO2+水 H2O+熱、光。

しかし、有機物を燃やす際、空気が少ないと一酸化炭素 COを発生する。
この一酸化炭素が猛毒でして。
よくご存知の通り。
燃やす際は十二分に換気をよくして空気を取り入れる必要がある。





そして水面でパクパクしている魚。
魚は水中で呼吸している。
それは水中に少量ではあるが酸素が溶けているためだ。

しかし、夏の暑い季節になると水中の酸素の量が減る。

それにはもちろん理由がある。
温度が高くなると分子運動が活発となる。
水中に溶けていた酸素分子の活動が活発となり水面より外へ飛び出す分子の数が増える。
その数は水中に溶け込もうとする酸素分子の数より多くなる。
そのため水中の酸素の量が減ると言う事なのだ。

減った酸素を補うため魚は水面でパクパクしているのだ。
決して餌を欲しがっている訳ではない。

つまり温度が上がると気体の溶解度は実は減る。

水槽で魚を飼っている場合。
暑い時期には存分に酸素を入れてやってください。
つまり換気することが肝心なようで。


皆様は今現在パクパクしていますか。



--------------------




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一体何を見つめているの?



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さあっ。羽ばたこうではないかっ!!

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それでは又です。






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2006年08月19日

私共でやらさせて頂いている内容が。。。。



昨日の日本経済新聞の夕刊を眺めていると。
非常に驚くべきが記事が私の目に飛び込んできた。
小さな写真付記事であるのだが。

しかし、私はやはりこの記事には目がいかなくてはいかない理由がある。
そのため何回も繰り返し読んだ。
そして熟読したのだ。

それは今現在お客様からの提案により試行錯誤している内容と似通っていたのだ。
このアイデアは既に現実化されていたのか~。



本日の我が九州は福岡、博多の町工場の風景です。
TIG溶接しています。


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さすがに私は驚嘆した。
今現在お客様とあるメーカーのご支援により試行錯誤をやりながら
順調に進捗している物件がある。
これはお客様からの出されたアイデアだ。
このお客様から提案される内容にはいつも深い感銘を受ける。

そして今回もそのご要望に応えるがごとくあるメーカーを手を携えてやっていた。
今現在まさしくその対応にものづくり情熱をふんだんに込め行っていた最中なのだ。

その物件と近い内容の事柄が。
何と日本経済新聞の夕刊に掲載されているではないか。
実際は少々異なるが。

お客様、メーカーそして弊社で行っている物件の詳細は決して公表できないし、するつもりもない。
しかし、この考え方はとても素晴らしいと内容を聞かされた時点から思っていた。
まさしくその素晴らしさが証明されたとも言っても良い。
我が社はやはりとても良いお客様に囲まれていると感を又一層強くさせて頂いた。

新聞の内容を要約する。

--------------

「なるほどビジネスPhoto」

東京都の六本木ヒルズ。
昼時散歩道で頭の上からシュッワーと音がして、霧に包まれた。
爽やかな涼感が漂い気温も二度ほど低くなっているという。

ある気温そして湿度になると自動的に水滴が噴き出し霧になる。
これは「打ち水」の原理。
水が蒸発する際、熱を奪う性質を利用し気温を下げている。

水滴の大きさは非常に小さく「ドライミスト」とも呼ばれ肌に触れても濡れた感じがしない。
このドライミストでヒヤッとした森林の雰囲気を出そうとしている。

開発したのが東京理科大の辻本誠教授。
昨年の愛知万博でも実証済み。

運用期間は九月三十日までだが他の施設にも設置を検討する予定だ。


-----------------



いやはや驚いた。
既に実証済みとある。

実はこの噴霧を今現在は全く違う他の用途での利用を検討している。
そしてそれは実際うまくいきそうだ。


こういうこともあるんだなあ~。

それにしてもお客様の発想にはいつも驚かされる。
たいへん有り難い。
これこそがこの世にないものづくりの原点なのだろう。

熱い我が社のものづくり情熱が決して冷めることがないのはやはりお客様のお陰だ。
もう一度お礼を書いておこう。
有難う御座います。そして感謝しております。



---------------------




本日の我らが職人の様子をもう一度。


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鉄板上に無数のケガキ線が。

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本日の午前中は台風の影響で雨がたいそう落ちておりました。


水溜りにて。

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濡れた傘の表面。


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それでは又です。






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2006.8.19by 博多の森と山ちゃん




2006年08月18日

台風は我が町博多へもやってきたのか。



今現在。
強風が吹きそして雨脚も強い。
しかし、これは台風と言えるのか。
今までの人生経験では少々弱含みの台風と言える。
否、これから本格的に風雨が強まるのだろうか。


しかしながら、今回の台風。
本日の仕事上での影響は少なからず実のところあった。



我が町工場で製作している部品。
塗装終了後いよいよ組立そして試運転となる。
今回のこの世にない製品。
いかなる出来栄えになるであろうか。


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今回の台風の影響。
実は本日も高速道路にて少々遠方へ出張の予定であった。
ところが大雨のため通行止め。

訪問先の雨はさほどひどくないようだが、
高速道路の途中はどうしても高い山を横切っている影響である地域はかなり降っていた
模様。
通行止め解除を期待していたため、電話での状況確認まで行ったが。
やはり解除の見込み本日はないとの電話先からの声。

やむなく客先へ連絡の上延期する事に。

外出継続記録はいよいよ本日で終了。
最近は外出しない日がなかった。
それもやむなく自然の脅威にはいよいよ立ち向かえなかった。

自然という流れにはやはりある意味流されないと前には進まないということだろう。
そして自然の流れには立ち止まるという行為も含まれるという事だろうか。

しかしながらやはり人間というのは大きな自然という二文字の中ではほんの小さな存在に過ぎない
はずだ。
この認識が失われそしてなくなればもちろん自然というものが一段と大きな脅威として
襲ってくるのは既に人間社会でも自明の理であろうのに。
いやおう無しに「のに」という言葉を添えてみなくてはいけない心境になるのは
果たして自然の行為であろうか。




----------------




展開後、本格的に製作にかかる円錐形のフード。鋼板の厚みもある。
少々形が特殊なため我らが職人の苦労が目に見えている。
しかしそれを克服するのが職人という名前の本来の姿であろう。



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さあっ。この世にない製品の製作も一刻も早くこの世にある製品へと変貌を遂げさせねば。
次なる製品が待ち構えている。



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それでは又です。






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2006.8.18by 博多の森と山ちゃん




2006年08月17日

シャボン玉の説明は私にはできないのか。


最近お陰さまで夏の暑さに誘われ何冊かの読書ができた。
真夏日は汗を書きながら本を読むに限る。

私はシャボン玉とは何かと理解しようかとある本を読破した。




真夏日に我が町工場は一体何を作っているのだろうか。



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確かにシャボン玉は薄い膜でできている。
それも二重の膜でできている。
空気と液体の界面、水と油の関係を理解せねばならない。

それには嘘偽りはない。

そしてシャボン玉は目には7色に光って見える。
それはその球を形作っている膜の厚みが、光の波長と同程度の厚みだかららしい。

実のところシャボン玉を具体的に説明するのには様々な知識が必要だ。
微粒子。コロイド。界面。二分子膜。活性剤。そして表面張力。

全てを理解した上で説明すればどうも完璧らしいのだ。

そのため私は読破した本がある。

「微粒子から探る物性七変化 コロイドと界面の科学」前野昌弘著
この本の最も最後に記載してある。
つまり最も難しい内容だ。
全てを理解してようやく最後にシャボン玉についてたどり着く。

シャボン玉は泡だ。
しかし、泡だと言ってもあわどれなかった~っ。
すんません。


---------------

最近読破した本。
備忘録として。
「武士道」新渡戸稲造著 奈良本辰也訳
「見上げれば星は天に満ちて」浅田次郎編
「椿山課長の七日間」浅田次郎著
「変身」カフカ著
「異邦人」カミュ著

読破中
「峠 上巻」司馬遼太郎著

小説ばかりだな~。



-----------------------



閑話休題。

定トルクモーターとは。
もちろんインバータ制御でトルクが落ちないモーターだ。

ギアドモーターでの定トルクモーターの扱い方が製造メーカーでは異なる。

それは先ずインバータの使い方。
1.磁束ベクトル制御
2.V/F制御

通常はどちらの使用方法ですか。

そして定トルクモーター。
その名の通りトルクが回転数に影響されず一定。

しかし、ギアドモーターには定トルクモーターを対応しているメーカーとそうでないメーカーがある。
製造していないのはインバータ特性が非常によくなりかなりの低周波数でなければトルクが落ちない
との見解らしい。
私はそう理解しているが。

しかし、インバータ制御での始動時のトルク特性は如何であろう。

最近実はインバータ制御でも定トルクモーターのギアドモーターを弊社は使用していない。
別段問題なかったからだ。上記磁束ベクトル制御での使用。
しかし、今回の不具合はやはりトルク不足のせいだ。


先ずはスプロケットの歯数比でトルクを稼ぎたいのだが。
回転数が1/3になればもちろんトルクは3倍だ。
先ずはやってみたいのだが。

幸運を祈る。
えっ。

自分自身に。


それでは又です。





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2006.8.17by 博多の森と山ちゃん




2006年08月16日

お陰さまで。。。。



お陰さまで無事お墓参りへいきました。
少しでも我が国日本を築き上げた祖先へのお礼と、供養になったでしょうか。
我が父の実家。そして我が嫁様の実家。
いずれも我が家から高速道路を使用して1時間足らず。

そして日頃味わえない自然に身を少々任せることができた休日を満喫させて頂きました。

これももちろん皆様のおかげです。


そして、おかげさまでそうめん流しも満喫致しました。

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休日でもいつもと起きる時刻は変わらない。

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さあっ。そうめん流しだ~っ!!。



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私も一人で参加するわ。




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今年のそうめん流しはもう終わりよっ。


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いつもの日常とは違う採光を眺めてみる。




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いつまで流れて行くのですか?



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それでは又です。





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2006.8.16by 博多の森と山ちゃん


2006年08月14日

流体の流れとセールス我らが職人


いつも朝が早い森と山ちゃん。
早いとは別段深い意味も、都合も、言い訳もそして屁理屈も何もない。
森と山ちゃんがただ純粋かつ単純に朝早く起きるという事実を確認しているだけだ。
ここではイニシャルが何であろうと、本日は既に会社にいようとそして既に朝日で
額から汗が流れていようと何ら深い意味も、都合も、言い訳も、屁理屈もそして
疲れも何もない。


でも鳥のように青空を涼しくそして爽快に飛び回れたらなあ~っ。





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物理で言う流体の流れには大きく二つがある。
流体とはもちろん液体そして気体を指す。

その二つの流れとは「層流」と「乱流」だ。
簡単に書くと乱れがない流れが層流で乱れがある流れが乱流だ。

具体的な例を示す。
只今お盆という頃合から線香の煙を例としよう。
線香に火をつけ煙を炊く。
その煙は始めは真っ直ぐと真上に向かって整然と線を描きながら上昇する。
これが層流。
ところがある程度の高さになると急にその流れが乱れる。
これが乱流。
実のところ風が吹かない無風であってもこのような状態となる。

他に身近な例をもうひとつ。
水道の蛇口をひねり水を出す。
僅かな水量であれば線を描き真下にまっずぐ水は落ちていく。
これが層流。
ところがある程度の水量となるとどうしても乱れながら落ちていく。
これが乱流。

この流れの実験で有名なのが「レイノズルの実験」。

しかし、流体の流れには色々な要素がからんでくる。
流体の粘性。そして速度。つまり流速。

これらの例を示したのは実のところある結論を示したかっただけだ。
それはあくまでも自然の現象なのだが。

流れとは常に乱れようとする。
つまり流れとはそのものは常に不規則に乱れようとする性質があるということだ。
つまり乱流こそが流れの本来の姿なのだ。

この乱流を利用した物にゴルフボールがある。
ボルフボールは球の形をしているがでこぼこなディンプルというくぼみが周りを埋め尽くしている。
実はそのディンプルがボールの飛距離に多大なる貢献をしている。
ボールのそのディンプルくぼみが飛んでいる際にボールの回りに積極的に流れの乱れ
つまり乱流を引き起こし、ボールを遠くまで飛ばすことができる。
それは全くくぼみがないボールと比較すると一目瞭然らしいのだ。

それはボールの飛ぶ後には空気抵抗の渦ができる。
その渦をディンプルのくぼみで渦を小さくできる。
それにより空気抵抗がそのくぼみのあるゴルフボールに対して少なくて済むという事だ。

そして次に層流を利用したもの。
それは飛行機の翼だ。

長くなるため説明は割愛する。
どうしても自分の知識として蓄えたい方はどうしましょう。
個人教授も私は受け付けます。
しかし、イニシャルはHです。


先を急ぐ。

--------------


閑話休題。

我が九州は福岡、博多の町工場の日頃の町工場の活動は、設計に始まり製作、そして据付、修理。
お客様の工場での現場作業も行う機会も頻繁にある。

普段ものづくりを行う目的の最も大切なことはいかにお客様のお役に立てるか。
そして我が町工場のものづくり情熱がいかにお客様に喜ばれるか。
これは当然至極で当たり前のことだ。

では先ずはどうすれば良いか。
これも至極簡単だ。
お客様の要望を聞く。
直接会ってそしてお客様の工場へ訪問し見てそして聞く事だ。
それがものづくりの始まりだといつも思っている。

いくら我が狭い工場内で少ない人数で議論し、考えものづくりをやったとしても
お客様の要望に合っていなければ売れるはずがない。
そして、世間の我が町工場の外で一体何が起こりそして何が求められているかが
わからなければそれがお客様のお役に立てるものづくりだとは到底言えない。

それではものづくりのはじめはどこにあるか。
繰り返し書くがいとも簡単だ。
あくまでもお客様の頭そして心にあるのだ。
それをいかに把握しそしていかにものづくりに反映させるか。
それこそが我が小さな町工場の原点であるはずだ。

幸いにも我が町工場はお客様と接する機会が多い。
それは営業を日頃担当する私のみではなく我が町工場の職人を指している。

職人のみでお客様の工場へ作業のため訪問する機会が多々ある。
そして当然その現場の担当者の方と会話しそして作業を進めていく。
直接お客様と接するのは何も私だけではない。
我らが職人も接しているのだ。

そこで職人は何かしらお客様の考えを自分の耳で聞いている。
あるいはお客様の相談に乗る機会が多々ある。

私は我が町工場の職人を立派な一人前のセールスマンと考えている。
それは何も物を売り込むと言うことではない。
お客様と接しそしてお客様と会話する。
それだけで立派なセールスマンだと日頃思っている。

私はある運送会社では運転手はセールスドライバーとして日頃活躍しているのを目にしている。

それと同義語で私は「セールス職人」という名称を使用したい。
確かに我が町工場のセールス職人はゴルフボールのようにデコボコかもしれない。
方言丸出しでそして敬語もうまく使えるかどうかは疑わしい。

しかし、ゴルフボールのデコボコのディンプルが乱流を引き起こしそれが大いに役に立っているのだ。

それと同じようにデコボコが多々ある我らが職人も同様に我が社にとってはかけがいにない
セールスマンでもあるのだ。
実のところ「セールス職人」である我らが職人の一言で注文をいただける内容が少なくない。
実際自らの腕で日頃ものづくりをやっておりそして現場で百戦錬磨鍛えている職人の言葉に
嘘はなくそれこそが絶大なる信頼の置ける一言には間違いない。

確かに方言丸出しそして丁寧語もろくに使えないだろう。
しかし、そのデコボコがかえって職人ならでわの味わいを醸し出していると表現したいのは
私だけだろうか。

しかし、いかにセールス職人が信頼されるか。
それはいかにお客様に信頼置かれる腕を持っているか。
それが第一義であることは何も書くまでもないであろう。

今日は月曜日にはずだが。
周りはいたって静か。
しかし、蝉のざわめきだけが私の耳をつんざく。
真夏日はまだまだ続くようだ。



それでは又です。





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2006.8.14by 博多の森と山ちゃん



2006年08月11日

ゆでたまごは何故回りやすいのか。



夏の暑い日。
くつろぎのひと時を。

指示された通りに止まって眺める。
ゆっくりとそしてじっくりと見つめそして考える。

偶(たま)にはわがまま言わず指示された通りに。

まさしく下の写真のように。




















「だって目の前に止まれって書いてあるよ。。。。」



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それでは本題。
何故ゆでたまごは生たまごよりまわりやすいのか。

それはたまごの中の状態の違いのためだ。
ゆでたまごは固体の状態。
ところが生たまごの中身は液体だ。

生たまごの中身は液体つまり流体のため外の殻を回しても中身は
すぐには回転してくれない。
そしてその回転を止めても中身の回転は即座には止まらない。
それは物理で言う慣性の法則だ。

慣性の法則についてはいずれは詳しく書かねばならんとです。

なかなか回転はしないが回転を始めるとなかなか止まらない。

ところがゆでたまごはの中身は固体のため外の回転と同様な動きをする。


流体の回転しにくく、そして回転後は止まりにくいという性質を利用したものに
制振というのがある。

超高層ビルでの高層階に水槽を設けることがある。

それは地震、強風時により強固な構造にするため。
というのも、水は常に周りの動きに対して変形してその場に残ろうとする。
例えばビルが大きく揺れようとする。
しかし、高層階の水はその元の位置にとどまろうとする。
それにより揺れを最小限にとどめる。
これも制振でして。


ちなみにたまごは玉子、卵、卵子とも書く。
その違いはと書くと。
私はよく知らんとです。
教えていただければ非常に嬉しくそして感謝です。






九州は福岡、博多にある我が町工場は一体何を作っているのでしょうか。
もちろん秘密ですばい。

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それでは又です。





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2006年08月10日

ものづくり支払は現金取引へ進んでいるのか。


会社とは常に新規のお客様を獲得するため日夜力を尽くしている。

もちろん弊社も同様で新しいお客様との取引をできるべく励んでいる。


下記写真はプラズマ切断の模様だ。


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九州は福岡、博多にある我が小さな町工場。
日夜この世にない製品をつくるべく情熱を盛んに燃やし続けている。

この果てしないものづくり情熱でお客様へいかにお役に立てているのか。
果たして我が町工場のものづくりがどれだけお客様に喜ばれているのか。
それこそがものづくり情熱の根底にあるのもだと固く信じている。

そのお陰であろうか。
最近数年の間にずいぶんと新規のお客様が増えた。
特にネットが盛んになるにつれその新規のお客様の増加するペースも増している。
たいへん有り難いことだし又大変感謝している。


その新規のお客様が増える事により大きく会社にとって変化している点がある。

第一に、継続的な大きな金額取引のお客様が減った。
つまり取引金額の分散化が進んでいる。
しかし、弊社のものづくりのやり方に理由はあるのだろうが、1物件あたりの金額は
非常に多い場合が多々ある。
その1物件あたりの取引額が大きいとしても継続して多額取引するお客様が減った。
つまり年間取引を鑑みた場合取引金額が分散化されている。
1社集中がなくなってきている。
これは弊社が下請け仕事を全くやっていないのもその理由に当てはまるのだろうか。
私はさらにこの流れはどしどし推し進めていこうと思っている。

確かに客先は増え、事務処理等の仕事量は増える。
しかしその仕事量が増えだけの見返りは大いにあると判断している。


そして二つ目に最近特に感じていること。
これは果たして我が社だけの傾向であるのか。
皆さんにも教えて欲しい。

それは取引条件。つまり回収方法。

日本独自の取引習慣である約束手形による取引。
この手形による取引が最近減っている。

実のところ弊社のネットで切っ掛けで取引を始めた会社。
今現在殆どが現金取引。

先ず小額での取引の場合は前もって振り込んでいただいて上で物を出荷している。
金額が大きくなればある程度前金を頂いた上でものづくりを始めている。

新規のお客様には大手さんもずいぶんとおられる。
その大手さんも最近は殆ど現金で支払っていただける。
しかし、その現金の支払い方法は様々だ。

・締めて半月後一現金支払い。
・締めて1ケ月後現金支払い。このお客様が最も多い。
・締めて2~3ケ月後現金支払い。
・締めて何と6ケ月後現金支払い。

最後の6ケ月後現金払いのお客様の取引は資金繰りにかなり苦労する。
その半年の間一銭も入ってこないのだから。


そして最近はやりなのだろうか。
ファクタリング。
約束手形の割り引き料より低い金利を前もって差し引いて現金で支払っていただける。
このお客様。取引金額がかなり大きかった。
しかし、全て前金で分割で支払っていただいた。
確かにファクタリングでの対応であったが我が社はずいぶんと助かった。

しかし、最近弊社に入ってくるお金。
次第に手形が少なくなってきている。
そして前金あるいは納品時に現金での回収の場合が増えている。

弊社も全く手形は切っていない。
手形の廻しかあるいは銀行振り込みだ。


約束手形は手形割引料を引かれる。
そして手形の枠の金額もある。

しかし、現金であれば何も引かれない。
確かに振込み手数料は引かれる。

しかし、会社取引において現金取引ほど経営安定には良い条件はない。

我が社は小さな町工場。
いつも資金繰りには苦労させられている。

これからも早い回収。それも現金回収。

従来殆どだった手形での回収。
次第にそれが早い現金支払い化へと変貌を遂げている。
果たしてそれは我が社だけの傾向であるのか。
それともものづくり業界がその方向へ進んでいるのであろうか。
あるいは日本社会が早い現金取引の方向へ大きく舵を切っているのだろうか。
もしそうであればそれこそが健全取引と私は書きたいのだが。

皆さんの会社は如何ですか。






最近の我が町工場の火花です。
今日はいずれも削ったものから発生している火花の写真です。


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それでは又です。





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2006年08月08日

何故空は青く、そして不具合は起きるのですかいっ。!!



今日は皆さんへ質問をする。
何故空は青いのか。
天候が良い日に空を見上げると雲は白くそして何故空は青いのか。

その理由なんぞ知っているわいっ!!





最近は毎日今ブログ更新できていない。
愛と魂を込めものづくりに情熱を力の限り注いでいるとどうしても更新が毎日とは
いかない。

最近、この世にない製品を生み出すたびに不具合との戦いだ。
その不具合対応にはどこからも一円の金額も生まれない。

しかし、その不具合を解決し順調稼動へ導けば今後のものづくりには大いに役に立つ。

不具合を経験すればするほど、ものづくり技術が向上するようだ。
それはもしかするとかけがえのない経験かもしれない。

しかし、不具合とは通常お客様の怒りを買う。
そして即座に対応しないことにはお客様の生産そのものにも係わってくる。
そうなると短時間での成功だけが解決となる。

先ずは原因をつかみそしてできる限りのものづくり情熱をふんだんに注ぎ
考えそして製作しそして対応する。

その不具合対応は精神的そして肉体的にも相当なる労力を必要とする。
うまくいって当たり前。
もしもうまくいかなければ、考えるだけでも恐ろしい。


しかし、この不具合対応。
出す製品全てに対応となると恐らくいとも簡単に会社の名前は電話帳から消える。

実際多くの受注残を抱えながらも不具合対応に追われ結局倒産した会社も身近にあった。

もちろん製作時には不具合が出るとか微塵も思っていない。

しかし、製作しそして据付。そして稼動。
実際稼動しなければわからない点が多々出てくるものだ。

それはいくら我が町工場で試運転を重ねていても実際稼動すると不具合が出る場合が
ある。
その不具合対応に追われると、別の仕事ができなくなる。
その対応に追われ新規の製作、本来お金を生むべく仕事へ力を注げなくなる場合がある。


1円のお金も生まない不具合対応。
それは製作した会社が悪いのだ。
そういわれれば確かにその通りで返す言葉がない。
しかし、製作当初から不具合を出すつもりで作るはずはない。
それは実際稼動しなければわからなかった不明な点が出てくるためなのだ。

お客様には迷惑をかける。
そのため全精力を注ぐ事になる。
時間も当然ない。
その上失敗は許されない。
この不具合対応ほど心臓の高鳴りを感じるものはない。


果たして。その不具合対応は決してお金は生まない。
しかし、そのには実のところ未知に対する経験を積んでいるのは書くまでもない。
つまり新たなる技術を実は身につけている側面もあるということだ。
その不具合対応を重ねるうちに次なる製品にとても重要なヒントを与えている
という事実があることを身をもって体験していることを身に染みてわかっている。


話を本題に戻す。
何故空は青く見えるのか。

実のところ我が人類が生活している地球。
実のところ地球そのものは宇宙のちりやほこりで成り立っている。
そして地球どころか宇宙空間もちりやほこりが充満しているの周知の事実だ。

私たちが住んでいる地球の大気中にはちりやほこりが常にたくさん漂っている。
それは人間の目に見えないだけだ。

太陽光線が戸の隙間から差し込みその光のなかにちりやほこりが乱舞しているのを
見かけたことがあるはずだ。

実のところ光が明るく見えるのはそのちりやほこりつまり微粒子のお陰だ。
その微粒子が光を四方に散乱させ人間の目に入るのだ。
それで光は明るく見える。


それでは空が何故青いのか。

以前このブログで光とは電磁波でありそして色により波長が違うと書いたことがある。

その波長が原因なのだ。

地球には太陽光降り注ぐ。
その光がちりやほこりつまり微粒子で散乱される。
光は波長が短い程地球には届きにくい。

波長が短い青い色は他の光の色より、より四方に散乱される。

空が青いのはその散乱された色が人間の目に入るからなのだ。

実は夕焼けが赤いのもそして雲が白いあるいは黒く見えるのもこの原理によるものだ。


そもそも人間の目にはそう見えるわけで他の生物にはどう見えているのだろう。
色も人間がつけた名前に過ぎない。

色の波長とちりやほこりつまり微粒子により空が青く見えるだけなのだ。

このちりやほこりがどれだけ人類の生活になくてはならないものであるかは
いずれの日にか又してもしつこく書く日が来るであろう。


それでは又です。

しかし、最近の今ブログのアクセス数にはたまがっているとです。
誰か紹介して頂いたのでしょうか。

やはり私のイニシャルがHだけにスパムアクセス。
私はこれが原因だと思っとります。

よう~し。スパムアクセス撲滅運動。
いよいよ始めるか~っ!!
あっ。もちろん不具合対応終了後に。

再度それでは又です。





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2006.8.8by 博多の森と山ちゃん    



2006年08月07日

これも商売ですばい。



我が九州は福岡は博多の町工場で私達はものづくりをやっている。

そしてそのものづくりの内容は動くものが多い。
それは設置しそして稼動。
稼動後お客様の要望に合致すれば通常は検収となる。





日本国のものづくり技術は素晴らしい。
この世にない製品も一旦納入すれば他の会社はいとも簡単に真似をし
同じような製品を作ってしまう。

それは我が社も同じことをやっているため人のことは決して言えない。

実のところその技術の内容は次第にレベルアップされ、そしてお客様の要求される
仕様の内容も厳しくなる一方だ。
逆にその厳しい仕様をこなしていかねば、我が社の名前は電話帳から消える事になるだろう。
そしてそれは仕様の内容だけではない。
金額も同様だ。
いくら他の会社が作っていなくても似たような製品で比較されコストダウンを要求される。
我が社が値引きできなければ他の会社が注文を取る。

それだけ日本国内には技術レベルが高くそれも低価格で製作できる会社がごまんとある
事になる。

それも動く装置での話だ。

製作、据付完了しそして本稼動。
本稼動後1年間は無償保守期間となる。
製作側に問題があり不具合がおきた場合はもちろん無料奉仕だ。
それはもちろんその装置の受注時にいくら値引きをされても同じだ。
最近は1年どころか、3年間無償保守の場合さえある。
何らかの不具合発生時にはもちろん無償で対応せねばならない。

うまくいけば御の字だ。

動くもの。ましてや今まで経験したことがない内容。
何らかの不具合が出る場合が多い。
しかし、受注時にはもちろん不具合など予想して金額など算出できない。
受注時には他社と競合でもちろん徹底的にコストダウンを要求される。

そうなると技術的に不安がある場合はやる気がうせる。
やってみないとわからない装置には手をつけることを躊躇してしまう。
金額が大きければ大きいほど心配、不安が先へ進むことをやめさせる。

しかし、それでは技術の進歩はない。
ものづくりの発展はない。
今までやったことがないことに挑戦することが一番の技術の発展のもとになるはずである。
しかし、あくまでもものづくりも商売。
お金が絡む。そして下手をして大きな失敗をすれば我が社のような小さな町工場は
いとも簡単につぶれる。
しかしだ。既存の技術のみでできる物件が多々あるかというとそれには疑問符が当然つく。

ではどうするか。
それぞれのものづくり会社の決める事であろう。

うまく動いて何とか儲けが出る。
それでは不具合が出れば。それも数多く出れば。


---------------------------------


全く別な商売の実際のお話。

我が社一社ではものづくりはできない。
部品を購入したり又別のものづくり工場へ手伝ってもらったり。
決して我が社の製品は一社ではできない。

その我が社へある結構大きな金額の引合が来た。
それは全て我が社では対応できない内容。
そのためある会社へ見積依頼を出した。

その会社から回答をもらった金額をそのまま客先へ回答した。
それは我が社は何もしないのだから我が社をわざわざ通す必要がないとの判断からだ。
その上客先へその会社を直接紹介した。

ところがだ。我が社へ見積依頼を出した我が社のお客さん。
回答は口頭だけなのでどうしても正式な書面での見積書が欲しいといわれる。
どうしても我が社の名前が入った見積書が欲しいと言われるのだ。

私は今回の案件は我が社は全く関係がない物件。
それに既に我が社へきた金額、そのまま回答しているため不思議に思いながらも
私は作成の上客先へ訪問した。

客先訪問時、担当者から上の方とお話するように言われる。
さらに不思議でいぶかしく思いながらも偉い上の方と面談する。
その際思いもよらぬ事を言われる。

要約する。
先ず紹介した会社よりこう言われたらしい。
紹介した会社よりどうしても我が社を通して取引してくれとの強い要望があった。
長年の付き合いがありそれを無碍にすることはできない。
どうしても我が社を通して取引してくれ。と。

私は嬉しかった。
その気持ちにいたく感動してしまった。
この日本は競争世界だ。
どこも何とか勝ち抜こうと血眼になっているこのご時世にこんな有り難いことを言っていただけるとは。
確かに今回は我が社には1円の利益もない。
それでもその心意気にいたく感動してしまったのだ。

しかし。
今回の話はそれだけではなかった。
私は自分の耳を疑った。
客先はこう言ったのだ。

ここでもらう見積書は見なかったことにしておく。
それであなたの会社の利益を上乗せして再度持っておいで。
今日の見積書はもらわんけん。と。

私は言葉が出なかった。
考えだにしないそして予想にもしなかった内容だ。
本当かと私は自分の耳を疑った。

私は失礼にも本当に良いのかと何度か確認した。
客先はそれで良いと答えるではないか。

何と素晴らしいお客様だろう。
私は又してもいたく感動してしまったのだ。
この世にこんな素晴らしい出来事があって良いものだろうか。

商売とは競争の世界である。
弱肉強食の世界である。
日頃ひたすら競争に明け暮れている。

そんな我が社にもこんな思いがけない出来事が最近あったとです。
なんて素晴らしい会社に恵まれているのか。
そして何て素晴らしいお客様に囲まれているのか。

とても小さなそして私にはとても大きな大きなお話でした。


それでは又です。





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2006.8.7by 博多の森と山ちゃん    




2006年08月05日

表面波と水面波。



前回より波、波動について説明している。

物理でいう波、波動とは大きく3種類があり、横波、縦波そして今回説明する表面波が
そうだ。

横波、縦波については前回エントリーしておりそれを参考にして欲しい。
その前に縦波について少々付け加えたい。







表面波の説明に入る前に縦波について付け加えると。

実はこの世に存在する液体、そして気体には横波は伝わらない。
つまり縦波そして今回説明する表面波のみである。

横波が伝わるのは固体のみだ。

それは各々の性質によるものだ。
固体はそれを形成する原子、分子の結びつきの力が強い。
形を保とうとする力のため横波の伝達となる。

しかし、液体、気体には形を元に戻そうという性質がないため横波事体の表現ができない。
そのため縦波のみが伝達される。

その液体には表面張力という力がありそれが表面波。水面波を引き起こす。


それでは表面波について。
例として最もわかりやすいのが海の波。
この海の波は重力と液体の表面張力の関係により起こるものだ。

先ず皆さんご存知の表面張力について書くと。
液体の表面には常に表面張力という力が働いている。
液体は原子、分子で構成されている。

液体はその分子同士が引き付け合い、常に中心に集合しようとする力が働いている。
この力を凝集力というのだが。

そのため無重力の世界では液体は実際球の形となる。

コップになみなみに水を注ぐと山形になりこぼれない。
それは液体の分子同士が引っ付き合っている現象と言うことができる。
これは表面張力の現象だ。

海の表面には先ず重力の海面を平らにしようとする力が働いている。
そして海は液体であり表面張力があり重力とあいまって復元力が発生し
振動が起こる。
その振動が海面を伝わっていく。

それは海面に起こる現象のため表面波。
そして水面で起きている現象のため特に水面波と定義付けられている。

実は地震も波でありその現象は横波、縦波そして表面波の3種類がある。
そして地震波は地球の中核を通る波と通らない波がある。


海水に話を戻す。

本当に海面は波であろうか。
ここで一つの疑問を投げかける。

波、波動とは物質の移動を伴わずに振動のみを遠くへ伝えると言う現象のことだ。

実際、海面に何かを浮かべてみる。
そうするとその浮かべた物は決して移動しない。
いくら波がこようとそこにとどまっている。

そうなると海の水が媒質で重力と表面張力の相まった振動のみを遠くへ伝えている
と理解して良いのだろうか。
そして水面波の運動は円運動らしい。
波が回転運動をしているらしいのだ。
その回転運動は海底に沈むにつれ小さくなる。

そのため、海面は波があっても海中ではその波がなく静からしいのだ。
海中に潜れば確かに良くわかる。


確かに船を海に浮かべただけでは前には進まない。
そしてヨットは風の力を利用して前へ進む。


波のうねりという表現方法があるが実のところ海に吹く風の力によるものだ。

以上で大まかな物理での波に対する説明だ。
果たして理解していただけたであろうか。


しかし、この波あるいは波動と言う言葉。
物理の世界以外でもよく使用されている。

あくまでも物は移動せず振動のみを遠くへ伝える。
この現象になっているのだろうか。
今までも波という言葉が出てくるとこの現象に見合っているか。
本当に振動のみが伝わっているのか考えてきた。
そして波という言葉に非常に敏感になり耳を大きくしそして頷きながら聞くのだ。
その際その口に出して話している人物の顔の表情を眺めるのだ。
果たして本当に振動のみを伝えようとしているのかじっくりと確認するのだ。
力の限り確認するのだ。
もちろんものづくりへの愛と魂が充満された情熱を込めて。


しかしだ。
そんなことどうでもよいことだ。

そのどうでもよいことが私にとっては決してどうでも良いことではない。
どうでも良いことがどうでも良い訳ではなく、どうでもよくないことがどうでも良いという
ことが多々ある。
しかし、こんなことどうでも良いことなのだろう。
いや決してどうでも良いというわけにはいかない。

いややはりどうでも良いのであろうか。
いや決して。。。。。。。。。。。


終わらんじゃなかですか~ッ!!





最後に昨今の我が町工場の我らが職人の活躍の様子を。


今現在もこの世にない製品を製作中だ。
しかし、決して公表はできない。
その一部のみ。



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そして相変わらず、スクリューの羽根のみの販売が好調です。
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つまり買いますと言う音波の波動をこれからも宜しくお願いします。

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明日は果たして何曜日でしたかな。

それでは又です。





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2006.8.5 by 博多の森と山ちゃん    




2006年08月03日

横波、縦波そして表面波



本日は「波」について書くとです。

波と言う言葉は様々な場面で使われとりますな。

しかし、今回はもちろん物理での波ですたい。








物理での波。
その波には実は3種類がありまして。

横波。縦波。そして表面波。

その前に波の定義について書くとです。
物理上での波とは「波動」の事でして。

その波動とは物質事体は移動せずに、その物質の振動だけを遠くに伝える現象なの
ですばい。
わかりやすくする為に、先ず例をあげるとです。

あるひもの中央に何か取り付けるとです。
そうですなヒモの中央に可愛いハートマークのペンダントをつけるとします。
そのヒモの片側の端を固定し、そして固定していない反対側のヒモの端を上下に
振ってみるとです。
そうするとヒモは~~の形で振動するとです。
しかし、可愛いハートのペンダントは上下に動くだけでヒモやペンダントは決して先へ
進んだりしないんです。
これは~~の形振動のみが先に進んでいるだけで物自体は決して進んでいないとです。

この動きを物理上では波つまり波動と言うとです。

実はこのヒモの波動は横波というとです。

横波とは波の進行方向と振動の方向が垂直な波のことでして。
上記の例から説明するとです。
ヒモの右端を固定しそして左端を上下に振るとヒモの振動方向は上下です。
そしてその波の進行方向は左から右ですな。
つまり波の進行方向→とヒモの振動方向↓↑が垂直ですな。

一般的にはこの横波を波と言っているのでは。


それに対して縦波。
この説明は少々難しいとです。

それでは、ばねにて説明をば。

バネとバネの間に可愛いハートマークのおもりをつけ連結させるとです。

そうすると

バネ-おもり-バネ-おもり-バネ-おもり-バネ と連結させます。
バネは横方向に伸縮するとします。
つまり← →方向左右への伸縮ですな。

そして一つのおもりをバネの伸縮方向つまり← →方向に振動させるとその動きは
隣、隣へと伝わっていくとです。
そしてやがては遠くのおもりまでその動きは伝わっていくとです。

これは物理の波の定義の物自体は移動せずにその振動だけを遠くに伝えるので
これも波ですたい。


この波は波の進行方向が振動の方向と平行でして。
この波動を縦波と言うとです。

上記のバネとおもりの連結の動きから説明すると
連結したバネの左端を左右に振動させると波の方向は右方向へ進行するとです。
それはバネの動きは← →方向でして、そして波の動きは→方向です。
つまり波の進行方向と振動の方向が平行ですな。

縦波で有名な波としては音波があるとです。
音は空気を振動させて波を伝えるとです。

その振動して波を伝える物質のことを「媒質」というとです。

上記の例からすると
ヒモやバネが媒質にあたりそして音波では空気が媒質になるとです。

では光も光波であり波ですな。
光にも媒質があるとですかな。

実は光には媒質がなかとです。

その媒質は過去の昔はエーテルという名称であると信じられとりました。
光の媒質はエーテルでありそのエーテルで伝わっていくものだと。

そのエーテルの存在を否定したのがあのアインシュタインでして。
つまり光とは媒質がない波ですな。

それでは電波、つまり電磁波には媒質はあるとでしょうか。
それについては後日ふれるとです。
というのも今後この電磁について詳しく書いていこうかななんて思うとります。


横波、縦波わかったですかな。

そして次に表面波ですな。

それについては次回にするとです。
本日も少々ハードスケジュールでしたので。
体力の温存を。
しかし、最近このブログは、わかりにくい物理教室になっとるとですが面白かですかな。

まあ。
メルマガと一緒で少々今の言葉で書けばマニアック、おたくに近い内容ですかな。
都合の良い心地よい言葉で書けば専門的内容ですな。

しかし、一人の方でも読者がおられればこのまま続けるとです。

それでは又です。










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2006.8.2 by 博多の森と山ちゃん    




2006年08月01日

超対称性理論の手がかりは日本より



超ひも理論。
対抗馬としてベンローズの理論もありますですな。

いずれも素粒子の世界のとても小さな小さなものの理論でして。

いずれも実証された訳ではなかですな。

その素粒子の世界を探るには加速器という膨大な設備がいるとです。
その大きな加速器は日本にもあるとです。







その加速器は茨城県つくば市でしたかな。
高エネルギー加速器研究機構という名称ですな。

そこで今まで決して実証されなかった現実がとうとう日の目を浴びたですばい。

新聞紙上には本日朝刊に掲載されとりますな。


それは超ひも理論の考えにある超対称性理論の手がかりになるものでございまして。
簡単に書くとまだ発見されてない粒子がありましてそれは超対称性粒子と
呼ばれるものですばい。
その粒子こそがあの宇宙にあるという暗黒物質つまりダークマスターだろうと。

実際その粒子を発見したわけではなかですが、今後の実験にたいへん役に立つ現象を
確認できたとです。


確認したのはB中間子が変貌をとげ電子へと変わる崩壊現象とのことでして。。
この変貌に遂げる過程にはニュートリノを出しながらタウレプトンへと先ず変化したようで。


なかなか説明が簡単にはいかないですな。
具体的には折々ふれていきますですな。


相対性理論の次なる理論であると言われとります超ひも理論。
小さな小さな素粒子の世界の理論でございまして。
この理論は相対性理論+量子論の考えとも言われとりますが。


今回の実証により
超ひも理論の解明の第一歩を大きく踏み出したと理解してもよかと思うとります。

「荷電ヒッグス粒子」の質量。
それが今回の実験結果のキーワードのようでして。

実に良くわからない記事のエントリーですが。

素粒子の世界の超ひも理論。
その解明の一歩である超対称性理論。
その理論の手がかりをこの日本でつかんだとですばい。


それでは又です。

もう8月ですな~。
やはり「もうはまだ」。そして「まだはもう」ですばいっ。!!

2006.8.1 by 博多の森と山ちゃん