いき(粋)とすい(粋)。
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本日は土曜日。
平日の日常とは異なる少しばかりの静けさがわが身を救う音色へと変化しているの
だろうか。
その静けさの音色が我が仕事の進捗への助けであるとついぞ書いてしまう。
これこそが日頃お世話になっているお客様に対してご無礼なる文章ではと
書き終わった後、読み返すたびに頭をかしげる。
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確かに電話は鳴った。
しかし、平日に比べればそれは僅かという表現。
そして、外へと慌しく出かけるという動作から解放された一日と表現したい。
もちろん仕事からは解放されたのではなく、又解放という言葉は的確ではないはずだ。
既に仕事が日常生活の一部である以上いや日常生活が仕事である以上
解放という言葉の理解が既に頭から消えているという表現ではなく、
その解放という言葉事体に記憶の片隅にも残っていなかったのだと
今しがた気がついた。
そして時という文字は流れ時間は進む。
決して止まることなく刻むという表現が身に染みて感じざるを得ない。
明日そして明後日ももちろん仕事だ。
それは日常では味わえない静かな環境での動作がなしえることが
やはり大きな理由であろうか。
次から次とわが身に降りかかる。
それは時が解決するとはたやすく誰しもが助言する。
しかし、その困難に立ち向かっている際。
その一瞬一瞬はいかなる感傷で又いかなる動作そしていかなる心地であろうか。
目の前にある大きな壁をどう乗り越えるかを考えそして歩む一歩一歩は
果たして自分自身いかなる感触を味わっているのであろうか。
それこそが経験そして、体験という表現をするのであれば
この先絶え間なく起こりうる更なる困難を克服せねばその経験という言葉を
使うに値しないのであろうか。
一言も言い訳しない。
一言も愚痴を発しない。
それこそが前向きなそして輝かしい姿ということなのか。
一体その壁の向こうには何があるというのか。
一生懸命耐えそして我慢する。
ひたすら無口に黙ってことを進める。
非難、中傷一切耳に入れずひたすらことを進める。
それはそれこそが我が進む道でありそして進む自分自身の体の芯なのだ。
芯。。。。。。。
しかしだ。本当に前に進んでいるのか。
もしかして間違った方向へ歩もうとしているのでは。
しかし、決して振り返らず歩んでいる道こそが間違いを教えてくれるはずだ。
常に自分の中にある自分を信じそして自分がいかなることになろうとも
それは自分が歩んでいる道なのだ。
本日の題目にある。
粋「いきとすい」。
この一文字の漢字で二つの意味合いが表現できる。
この漢字を大正ロマンの時代背景と共に表現している小説を読んだ。
小説とは決して直接的な表現はない。
しかし、文面にある曖昧で情緒ある文字が踊る事により読み手により深く
真意を伝える。
書き手の真意が読み手にうまく伝わらなくてもそれはあくまでも読み手の責任で
ありそしてその曖昧さが小説の醍醐味という表現を使いたい。
つまり、小説とはどうにでも取れるのだ。
だからこそそのどうにでもという文面に情緒という味わいを感じさせてくれる
大切なそしていとおしい感傷を湧き出させる。
ついぞ訳のわからぬことを書いてしまったが、
やはり私のこの小説家にはいつも感服させられ何故かしら勇気を頂く。
本来であれば常に経営に関する書籍を積み上げることこそ今時点の立場で
あれば当然なのは既に私の骨の髄まで知らしめられている。
浅田次郎著
「天切り松 闇がたり」シリーズ
弟1巻から弟3巻まで一気に読破した。
泣かせる小説の第一人者である浅田氏の本来の腕にこの「粋」という表現を
ありありとあらわにしたこの文面を私は一種の驚きを感じざるを得なかった。
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さあっ。いつ死ぬかわからんとです。
今現在何をすることが自分の歩む道でしょうか。
「粋」この言葉を少々噛締めながら少しずつ歩んでいこうと気づかせて頂きました。
有難うございます。
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それでは又です。
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皆様たいへんお世話になり有難う御座います。
読書している瞬間ほど。。。。。。。ブログあるはず。
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2006.7.15 by 博多の森と山ちゃん
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